ミサイルを跳ね返すUAPは”流動的存在”? 米下院UFO公聴会「ヘルファイア vs UAP」映像の衝撃
ミサイル兵器をものともしない飛行物体が領空に侵入したら……? UFO問題が安全保障に直結する脅威として語られる現在、アメリカ下院UFO公聴会で衝撃の営巣が公開された。
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驚くべき映像が公開された9月に開かれたアメリカのUFO公聴会。この記事を三上編集長がMUTubeで解説。
今年9月9日、ワシントンで米下院による第4回めの「UFO公聴会」が開催された。今回のテーマは、「UAPの透明性と内部告発者保護による国民の信頼回復」。議長は、下院監視・政府改革委員会の「連邦機密解除タスクフォース」に所属するアンナ・パウリナ・ルナ下院議員が務めた。
ルナ議長は、「UAPは空想ではなく、国家安全保障上の脅威となり得るため、透明性と科学的調査が不可欠だ」と冒頭で強調した。
いまだアメリカ政府や情報機関は秘密主義を貫いている。ペンタゴンのUFO調査機関である「AARO(全領域異常解決室)」は機能不全で、国民と軍人の信頼を損ねており、連邦政府は「UAP関連プログラムの存在と有効性について、国民に十分な情報を提供できていない」と痛烈に批判している。
冒頭のルナ議員のあいさつの後、元空軍情報スペシャリストであるふたりの退役軍人ディラン・ボーランドとジェフリー・ヌチェテリ、現役の海軍上級曹長アレクサンドロ・ウィギンズらが宣誓。その後、次々と証言者の報告が始まった。
とりわけ証言者の中心的存在だったのが、ジャーナリストのジョージ・ナップだ。彼はラスベガスのKLAS−TVでUAPの調査報道を行い、約30年にわたりUFO現象を追いつづけてきた人物である。
彼は証言の中で、アメリカ政府から入手した地球外の宇宙船の実在を示す「ペーパートレイル(証拠書類)」の存在を明かした。
「政府はエイリアンやUFOの存在についてほのめかすことなく、ましてや安全保障上の〝脅威ではない〟と、何十年も国民に伝えてきた。
しかし、空や海、陸上で何百万もの人々が目撃した謎の飛行物体は実在する。UAPは編隊飛行を可能にし、回避能力に優れ、われわれ人類が創造したあらゆる戦闘機や航空機を遙かに凌駕している。これは虚構ではない」
と、ナップは述べた。次いで元空軍軍事警察のジェフリー・ヌチェテリは、2003〜05年にヴァンデンバーグ空軍基地のミサイル防衛施設上空に出現した謎の物体と、裏庭に舞い降りるように飛ぶ光る球体について報告した。
元空軍のディラン・ボーランドは、2012年、ラングレー空軍基地で目撃した長さ30メートル超の三角形のUAPと、「墜落した地球外テクノロジーの機体回収プログラムに参加した」と告白。長年噂されてきたアメリカ政府によるUFO回収とリバースエンジニアリング計画の存在を、公の場で認事例を報告。〝海中から出現した〟と当時を振り返っており、以前から噂されていたUAPの海中基地の存在をあらためて裏づけた。
(文=並木伸一郎)
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webムー編集部
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