アルゼンチンが震えた「緑色の一つ目小僧」事件! カエル型異星人=両生類系ヒューマノイドの謎
寂しい夜道で突如、奇怪な“緑色の一つ目小僧”のグループに出くわしたとすれば恐怖でしかない。1988年のアルゼンチンで、まさにその“第三種接近遭遇”が起きていたのだ――。
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「ムー」誌上で最長の連載「ちょっと不思議な話」をウェブでもご紹介。今回は2025年8月号、第496回目の内容です。
英ノースヨークシャー警察は、サースクの町で盗まれたとの報告があったトレーラーらしき車を、数時間後に発見した。
それはM1モーターウェイを、偽造ナンバープレートをつけた黒いBMWX5に引っ張られて、のろのろと走っていた。
緊急停車させ、運転台を覗き込んだ警官たちはびっくりした。運転していたのは、まだ11歳の子供だった!
「ハンドルを握っているのが小学生だったなんて、まったく予期も予想もしていませんでした」
2024年3月8日付「ザ・ガーディアン・ドットコム」によれば、それでも警察は容赦せず、この少年を窃盗・強盗・窃盗予備行動及び危険運転の容疑で、厳しく処罰することにした。
前号にも幼児の無免許運転を扱ったが、運転支援技術の普及で今後もこの種の事件は増えそうだ。
インドはマディヤプラデシュ州のホメオパシー医師スシル・サガールが編みだした自家用車の画期的な(?)新冷房法は、周囲の人たちの大いなる疑惑を招いた。
それも当然、その方法とはなんと〝牛の糞〟を車の外面全体に塗りたくるというものだったのだ!
サガール氏は主張する。
「夏の季節になると、車の外面が暑熱を吸収して、内部がものすごく暑くなる。でも、牛糞を外面全体に塗りたくっておけば、それが熱を吸収してくれるので、車内の温度は上がらずにすみます」
近年、米ロサンゼルス国際空港に離着陸するパイロットたちは、空港近辺を飛行する〝謎のジェットパック男〟に悩まされている。
ジェットパックはきわめて希少なので、身元はすぐ判明しそうなのに、いまだに正体は不明だ。
目撃される飛行高度から見て、正体は人間ではなく、人型バルーンか人型ドローン説も出されているが、果たして正体やいかに!?
中南米原産のオオヒキガエルはオーストラリアでは1935年に初輸入されて以来定着し、今では植物や農作物に甚大な被害を与える最悪の害獣と見なされている。
もともとはサトウキビを食い荒らすサトウキビカブトムシ(和名サイカブト)を退治させるために持ち込まれたのだが、オオヒキガエルは残念ながらそれにはあまり関心を示さなかった。
代わりに地元産の小さな野生動物を、一部は餌として食べ、そのほかは自分を餌にしようとする大型生物も含めて、持ち前の有毒な分泌物を降りかけて撃退した。
現在ではその数が何億匹にも増えて、オオヒキガエルの進撃を食い止めるありとあらゆる絶滅作戦が完全な失敗に帰してしまった。
地元の自然環境保護官カイリー・グレイさんによれば、最近では文字どおり怪獣みたいに巨大な雌のオオヒキガエルを発見したが、そのあまりのデカさに、最初見た時にはだれかが拵えた作り物のオオヒキガエルだろうとさえ思ったそうだ。
彼女がクィーンズランド熱帯雨林地帯で発見したこの怪物的オオヒキガエルは、サイズが通常の個体のゆうにざっと7倍はあった。
「こんなにでかいオオヒキガエルなど、今まで見たことがないわ。まるでサッカーボールに手足が生えたみたい。みんなで〝カエルジラ〟って呼ぶことにしたわ!」
もちろん〝怪獣ゴジラのようなお化けガエル〟という意味だ。
彼女の研究チームは、この怪獣的オオヒキガエルを生け捕りにして持ち帰り、体重を測ってみたところ、なんと2・7キログラムもあり、1991年に樹立されたギネス世界記録、スウェーデンの好事家のペットだったプリンセンという名のオオヒキガエルの2・65キログラムを、僅かながらも上回る数値だった。
本来ならこれで世界記録更新ということになるはずだったが、ここで思わぬ〝待った〟が入った。
本来オオヒキガエルは中南米原産なので、オーストラリアでは意図的か無意図的かに拘わらず、人為的に持ち込まれた外来生物に分類されることになる。
したがって、ギネス世界記録に正式登録するにはふさわしくないのではないかとの異論が出され、目下のところギネスでは、参考記録扱いに止められている。
グレイ保護官は証言する。
「このカエルジラ(英語でトードジラ)は推定年齢15歳、この世界一の体重は昆虫類だけでなく、小型の爬虫類や哺乳類まで、口に入るサイズの生き物なら何でも餌にしていたおかげでしょうね」
2023年1月20日付「BBCニュース」紙によれば、この怪獣じみたオオヒキガエルは安楽死処置を施されて、クィーンズランド博物館に寄付されたという。
インドネシアはパプア州東部の港に停泊中の船から、プラスチック瓶に詰め込まれた多数のオウムが、税関職員に発見された。
大きな箱の中から聞こえる物音に職員が箱を開けると、数個のプラスチックの大瓶の中に、オウムがぎっしり詰め込まれていた!
64羽は生きていたが、可哀そうに10羽は死んでいた。
インドネシアはオウムに限らず、鳥類がアジア一絶滅の危機に晒されている鳥類多産地。その密輸が盛んに行なわれている。
「銃声が聞こえた!」
との通報で現場に駆けつけた米テキサス州サンアントニオの警官たちは、31歳の男性K(匿名)を銃火器無許可所持並びに違法使用の容疑で緊急逮捕した。
ところが、Kはお尻に銃創を負っていて、手当て後に事情聴取されて判明したのは――
Kは違法入手したピストルを弄んでいて、空中に向けてカラ撃ちする途中、うっかり脇に下げたまま引き金を引いたため、弾丸が自分の尻を擦め去ったという。
だが、判明したのはそれだけではなかった――
警察が念のためKの身元を調べると、いくつもの重罪を犯して逃走中の指名手配犯とわかり、その場で緊急再逮捕した。
南山宏
作家、翻訳家。怪奇現象研究家。「ムー」にて連載「ちょっと不思議な話」「南山宏の綺想科学論」を連載。
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