インドの聖地を徘徊する謎の聖人「トピ・アンマ」とは!? 古代語を駆使、完全な悟りを開いた「シッダ」と話題
「帽子をかぶったお母さん」を意味する「トピ・アンマ」とは? ヒンドゥーの聖地を徘徊する彼女は聖人なのか、それとも――。
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インドの聖地で3年ごとに開催される祭典「クンブメーラ」は、世界最大の宗教行事といわれている。とくに2025年は、12年に一度の「マハ(偉大な)・クンブメーラ」で、144年ぶりに聖地プラヤグラージで行われることもあり、6億人のヒンドゥー教徒が集結! 人・人・人があふれるなかで、辛酸氏はどんな体験をしたのだろうか?
インドの聖地で3年ごとに開催される、ヒンドゥー教の祭典「クンブメーラ」。2025年は12年に一度の「マハ・クンブメーラ」という大祭典がプラヤグラージで行われました。この地での開催は144年に一度とのことで、インド中から人々が押し寄せてカオス状態に。
周辺は大渋滞で、乗る予定のバスを路上で数時間待ったり、混雑で会場へ入れず、突入してくるバイクをよけながらスーツケースを引いて数キロ歩くことになったりと、序盤からインドの洗礼が。祭典の期間中は、ふだんは何もない河川敷に電気や水道が引かれ、聖者のテントや露店が並びます。食べ物を無料でふるまう聖者のテントには人の列ができていました。
今回、インドでも尊敬を集めるヨグマタ相川圭子さんのツアーに参加して、ヨグマタさんと昨年亡くなった有名な聖者パイロット・ババジのキャンプに宿泊しました。
聖地のキャンプでは日ごろの邪気が噴出し、咳がとまらない状態に。夜通し聞こえるチャンティングの歌声や、瞑想やヨガで癒されました。
密教の護摩を思わせる「ヤギャ」という儀式では、目の前の炉に線香をくべ、火の神アグニ様に五色の米や花などの供物を捧げるという貴重な体験ができました。この儀式では先祖供養などのご利益があるそうですが、煙でいぶされ、目が痛くて逃げ腰になってしまいました。
夜、空いている時間にガンジス川で沐浴ができたこともありがたかったのですが、水が怖くて頭まで沈めることができず、中途半端にカルマを浄化。
帰りも大混雑で、クンブメーラの会場から出るのもひと苦労でした。移動に12時間かかり、体調も悪化して、限界を超えたら脳内麻薬が分泌されました。
でも道中は、ヨグマタ相川圭子さんの大聖者パワーで、インドの警察にガードされていたので安心感が。そのなかに、インドのCIA的な秘密警察が私服で混ざっていたと聞いてテンションが上がりました。
今回の旅は、ヨーガのタパス(苦行)を実践できた貴重な機会でした。やはり本物の聖地、そして聖者に巡り会うためには、試練を乗り越える必要があるのでしょう。
辛酸なめ子
漫画家、コラムニスト。芸能界から霊能界、セレブから宇宙人まで独自の視点で切りこむ。
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