人や場所から「運」をもらい、呪術を駆使する!/エスパー・小林のサイキック開運法(2)

文=小林世征

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    エスパー・小林こと小林世征氏が伝授する開運法の第2弾。人や場所から「運」をもらう方法と、簡単に実践できる呪術をご紹介する。

    自分に合ったパワースポットを捜そう

    徳川家ゆかりの場所はおおむね吉

     これは過去に何度かお伝えしてきたことだが、よいエネルギーは人だけでなく、場所からもらうことができる。だから、パワースポットへ行くことは大いにけっこうだ。
     ただし、既存の情報を鵜呑みにしてはいけない。こんなことをいうのは問題かもしれないが、雑誌やネットなどでパワースポットとして紹介されている場所のなかには、パワースポットではないものも多く混ざっていると、私は感じている。
     私が間違いないと思うのは、長期間にわたって繁栄してきた家門と縁の深い場所だ。代表的なのは、徳川家ゆかりの地である。日光東照宮や各地に残る屋敷跡には、250年以上も権力を維持したエネルギーが今も残っているはずだ。徳川家ではなくとも、名君と謳われた大名の城や屋敷跡もおすすめできる。
     あるいは、地元で何百年も続く繁盛店や高級店にもよいエネルギーがあふれている。のぞくだけでもかまわないから足を運び、その場の空気を肌で感じてみるとよい。
     参考までに、各都道府県の代表的なパワースポットを下に1か所ずつ記しておく。機会があったら訪れてほしい。さらに多くのスポットを知りたい場合は拙著『運がつく人 霊が憑く人』(三笠書房・王様文庫)をお読みいただければ幸いだ。
    エスパー・小林こと小林世征氏の著書『「運」がつく人 「霊」が憑く人』(三笠書房・王様文庫)。巻末には全国のパワースポットが多数掲載されている。

    各都道府県の代表的なパワースポット

    北海道 北海道庁旧本庁舎
    青森県 三内丸山遺跡
    岩手県 金田一温泉
    宮城県 瑞鳳殿
    秋田県 大湯環状列石
    山形県 本間家旧本邸
    福島県 心眼美術館
    茨城県 弘道館
    栃木県 日光東照宮
    群馬県 堀越古墳
    埼玉県 蔵造り資料館
    千葉県 小見川城山公園
    東京都 舎人公園
    神奈川県 江の島展望灯台
    山梨県 増富ラジウム温泉郷
    長野県 妻籠宿
    新潟県 上田銀山跡
    富山県 称名滝
    石川県 金沢市老舗記念館
    福井県 あわら温泉
    岐阜県 飛騨大鍾乳洞
    静岡県 大室山
    愛知県 断夫山古墳
    三重県 ミキモト真珠島
    滋賀県 彦根城
    京都府 京都御所
    大阪府 造幣博物館
    兵庫県 姫路城
    奈良県 平城京 大極殿跡
    和歌山県 熊野本宮大社
    鳥取県 回船問屋 後藤家住宅
    島根県 出雲阿国の墓
    岡山県 大原美術館
    広島県 厳島神社
    山口県 秋芳洞
    徳島県 旧徳島城表御殿庭園
    香川県 小豆島温泉郷
    愛媛県 道後温泉 本館
    高知県 岩崎弥太郎生家
    福岡県 旧伊藤伝右衛門邸
    佐賀県 吉野ヶ里歴史公園
    長崎県 小浜温泉
    熊本県 熊本城天守閣
    大分県 別府地獄めぐり
    宮崎県 真名井の滝
    鹿児島県 屋久島の縄文杉
    沖縄県 斎場御嶽

    その場所が自分に合うかどうかを要確認

     パワースポットが自分に合っているかどうかを確認する方法がある。15年ほど前に一度ご紹介したことがあると思うが、改めてお教えしよう。
     確認する場所に立ち、全身の力を抜き、逆呼吸法を行う。鼻から息を吸うときに腹部を引っ込め、口から息を吐くときに腹部を突きだすのだ。これをくり返しつつ、両手を軽く広げて下げ、地面から1メートルくらいのところにかざす。
     このとき、地面からのエネルギーに手が押され、フワリと上がるような感じがしたら、その場所はあなたにとってのパワースポットだ。反対に、ヒヤリとしたエネルギーを感じたら、マイナスのスポットかもしれない。早々に立ち去ろう。

    不運を祓い、幸運を招く呪術を実践しよう

    花と鏡を使う方法

     最後に、ネガティブなエネルギーを祓い、ポジティブなエネルギーを引き寄せるコツをいくつかご紹介しよう。
     第一におすすめできるのは、部屋に花を飾ることだ。切り花でも鉢植えでもよい。
     なぜかというと、花は人間よりかなり早く邪気に反応するばかりか、邪気を吸い取ってくれるからだ。たとえば、だれかがあなたに向けて呪いのようなエネルギーを放つと、花はそれをキャッチして吸い込み、はやばやと枯れてしまう。
     枯れた場合は、ただちに新しい花を補充する。ひと束やひと鉢ではすぐに枯れてしまうようなら数を増やす。それでも枯れたら、さらに増やす。枯れなくなったら、花の生気がネガティブなエネルギーを上回ったということだ。しばらくはその数を維持して様子を見る。花が枯れたり、しおれたりしなくなったらもう大丈夫だ。
     なお、花を飾ると花粉でアレルギーが起きるという人は、観葉植物で代用できる。
    部屋に花を飾ると、邪気を吸い込んでくれる。
     ネガティブなエネルギーを跳ね返すという意味では、鏡を使う方法も有効だ。小さな鏡を2枚用意しよう。女性が外出時の化粧直しに使うコンパクトなサイズでよい。100均ショップで購入できる。形は問わない。円形、四角形、三角形、どんな物でも大丈夫だ。
     用意した鏡は2枚ともベッドまたは布団の下に置くのだが、1枚を上に向け、もう1枚を下に向ける。これで準備万端。あとは何もしなくても、鏡が自動的に悪いものを跳ね返してくれる。効果は半永久的に続くが、汚れたら磨く必要があるし、何かの拍子に割れてしまったら、放置しないで交換しよう。

    光る物でツキを上げる

     金運を中心にさまざまな運気を上げたい人は、枕の中に小判か金貨を入れておこう。枕の下に敷いてもよい。
     いうまでもないが、本物の小判や金貨である必要はない。子供用のオモチャでOKだ。それも入手できない場合は、厚紙を小判や金貨の形に切って金色の紙を貼り、枕に入れておく。それで十分な効果が得られる。
     ちなみに私は、酉の市で買った熊手についている小判を1枚取り外して、枕に入れている。
     小判や金貨が運を上げるというのは、言葉を換えるなら、キラキラしたものや美しい光を発するものを見ることがプラスに作用するということだ。
     その意味では星を見るのも運を上げることに役立つ。実際の星を見ても、家庭用のプラネタリウムを使ってもよい。もっと手軽にやりたいなら、これまた100均ショップにある星形の蓄光シールを天井に貼りつけて、夜眠る前に眺めよう。私が監修した「ムー」12月号の付録「光の聖地カレンダー」を見ていただくのもおすすめだ。
     締めにひとつ、邪気祓いの裏技を伝授しよう。
     何か悪いものが自分にくっついたという感覚があるときは、あえて人込みへ行く。そうすると「悪いもの」は、あなたよりも相性のよい相手に乗り移る可能性が高い。その場合、体がくっつくくらい近づくほうが移りやすいので、理想的なのは満員電車に乗ることだ。緊急避難的な方法だが、覚えておいて損はない。

    小林世征

    1959年、東京都生まれ。学生時代より占術に興味を持ち、タロット、人相、手相を独習。10代後半から霊能力が発動し、20代後半から昼は雑誌記者、夜は占い師として活動。1991年に霊能者として独立。除霊、透視、ヒーリングなどを得意とし、政財界や芸能界にも熱心なファンを持つ。

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