闇夜の森で「ビッグフット」の撮影に成功! トレイルカメラの普及がUMAを追いつめる!
米インディアナ州の森でトレイルカメラが記録した、木立を縫うようにして歩くビッグフットの姿。トレイルカメラの普及が、未確認動物の姿をあぶり出す鍵になるかもしれない!
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数ある未確認生物の目撃証言の中でも、信憑性を疑われてきた北米の「ハニースワンプモンスター」。そんな伝説のUMAが森の中を闊歩する貴重な記録映像が公開された。
アメリカ・ルイジアナ州の沼地に棲息していると噂される「ハニースワンプ・モンスター」。物的証拠に乏しいUMAではあるものの、現地のテレビ番組をきっかけに、改めて大きな注目が集まっている。
先月末、『ヒストリーチャンネル』が“モンスターハンター”の孫娘から提供されたという古いフィルム映像を公開した。そのフィルムには「Honey Island Swamp(ハニーアイランド沼の)Monster」と記したラベルが貼ってあり、映像には森を歩き回る黒い毛むくじゃらの怪物が捉えられていた。
画質が荒く撮影地点から怪物まで距離があるため、表情までは判別できない。ただ、有名な「パターソン・ギムリン・フィルム」に記録されたビッグフット(サスカッチ)を連想させるものがあり、シルエットからも獣人型のUMAであることは想像できる。
実際、ハニースワンプ・モンスターは体長7フィート(約2.1メートル)、灰色がかった毛といった目撃証言から「ビッグフットのような姿」と例えられることが多い。しかし、ビッグフットとは明らかに異なる点もみられ、「光る黄色い目」「水かきのある3本指」という特徴を具えている。
ただし、これまでハニースワンプ・モンスターは、生態学者ポール・ワグナー氏をはじめとする周辺地域に詳しい科学者から信憑性を疑われてきた経緯もある。今回の映像が本物のハニースワンプ・モンスターであれば貴重な記録になるが、野生動物の誤認説やパターソン・ギムリン・フィルムと同じく着ぐるみ説を唱える人も多いようだ。
ハニースワンプ・モンスターの最初の目撃者は、元航空管制官ハーラン・フォード氏とされている。1963年にハニーアイランド湿地帯でキャンプ物資を運んでいたところ、強烈な悪臭を放つ四つん這いの怪物が他の動物を食べている場面に遭遇。銃を抜いたところ直立二足歩行で走り去ったという。
以降、10年かけてフォード氏は怪物の証拠集めに奔走し、3本指で水かきのついた足跡の発見・型取りに成功したという。実は今回のフィルム映像を撮影したモンスターハンターこそ、このフォード氏であり、同氏亡き後は孫娘のダナ・ホリフィールド氏が祖父の研究を引き継いでいるそうだ。
民間伝承ではハニースワンプ・モンスターの正体について、ワニに育てられた人間の子どもという説に加えて、チンパンジーとワニの子孫という説もある。かつて脱線事故により旅回りのサーカス団から複数の動物が脱走し、その中のチンパンジーが沼にいたワニと交雑したというのだ。生物学的にはとんでもない主張だが、毛むくじゃらで水かきを有している点にフォーカスしたのだろう。
果たしてハニースワンプ・モンスターは実在するのか。フォード氏の映像は、今後の研究における重要な資料となるはずだ。
【参考】
https://anomalien.com/alleged-honey-island-swamp-monster-captured-on-video/
webムー編集部
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