河童か宇宙人か? 台湾妖怪「魔神仔」の正体を民俗学の視点で探る!
台湾の妖怪「魔神仔(モシナ)」は、日本の河童に似ている? 当地の民俗学者や道教道士の証言から、意外な正体が見えてきた。
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アメリカ最大のミステリースポットは先住民の聖地にして米軍が暗躍する禁足地だった!?
アメリカ最大の怪現象多発地帯のひとつ、アパッチ・シトグリーブス国有林で、UFOの目撃報告が異常多発している。
アパッチ・シトグリーブスは、米・アリゾナ州とニューメキシコ州にまたがる直線にして約480キロ、総面積約276万エーカーを誇る広大な国有林で、ホワイトマウンテンなどネイティブ・アメリカンの聖地が点在するエリアである。
UFOの目撃報告が急増したのは2019年。
「湖から巨大な火の玉が飛び出した」「森の中で、緑色の光を照射しながら飛行するUFOを目撃した」「数か月の間に明るく脈動する発光体を合計6機目撃した。どれも同じルートを飛行していた」など、奇妙な飛行体が頻々に目撃されており、2022年は20件以上もの目撃が報告されている。
いずれも球状、三角形、ドロップ型など形状は様々だが、昼夜問わず出現することから、アパッチ・シトグリーブス内にはUFOの秘密基地があると信じている地元住民も多いようだ。
この地でこの地で初めてUFOの出現が報告されたのは、1975年11月5日のこと。森林伐採業者7名が謎の飛行体に遭遇し、うち1人がアブダクションされた「トラヴィス・ウォルトン事件」がきっかけであった。これは当時22歳だったトラヴィス・ウォルトンが、仲間たちの目の前でUFOの光線に打たれた直後に失踪。UFOに連れ去られ約5日後、20キロ離れた場所で発見されたという事件である。
ウォルトンは当時の状況について、「光線に打たれた後、次に意識が戻ったときには無機質な部屋のテーブルの上に寝かされていた」と語っており、そこがUFOの内部なのかは定かではないが、数人の明らかに人間ではない生命体や、円盤型UFOのような物体を目撃したことを明かしている。だが、決定的な物的証拠がないため、いまだその真相については議論の対象となっているものの、多方面による検証の結果、信憑性が高いエイリアン・アブダクション事件の1つとされているものである。
今なお手つかずの大自然が残るアパッチ・シトグリーブス国有林だけに、森の奥深くに我々の知らぬ生命体が密かに棲息していたとしても不思議ではないだろう。
「米政府はアパッチ・シトグリーブスで起きている現象をすべて把握しています。そしてその事実を隠蔽しているんです」
そう語るのは、ジャーナリストのニック・レドフェンである。氏がそう確信したのは、1996年6月。アパッチ・シトグリーブス国有林で発生した山火事がきっかけだったという。
「山火事が発生する直前、私は上空を飛行する奇妙な白い発光体を目撃しました。発光体は徐々に降下していくと3つに分裂し、森の茂みの中へ突っ込んでいったのです。山火事の原因は、発光体の墜落によるものです」
山火事はすぐに消火され、大事には至らなかったが、なぜか鎮火後も、非常事態が解かれることはなく、道路は封鎖されたままだったそうだ。
「検問所には政府職員やFBIも配置されていました。これは山火事としては前例がない対応であり、我々の知らない何か他のことが起きていることは明確でした。UFOが墜落し、軍がそれを回収していることを隠蔽している、そうとしか考えられません」
ニック・レッドフェンによるとアパッチ・シトグリーブスで米政府が隠蔽工作したのは、この山火事だけではないという。1950年ごろには、UFOの着陸跡として騒がれていた3つのクレーター型のくぼみがあったのだが、詳しい調査を行う前に、陸軍工兵隊が重機を運び込み強引に埋め立ててしまったそうだ。これが本当にUFOの着陸跡だったのか、それとも軍事実験に関係するものだったのかは推測の域を出ないが、これが事実だとしたら明らかな隠蔽工作であろう。
2019年を境にアパッチ・シトグリーブス近辺でUFOの目撃報告が急増していることは前述のとおりであるが、不思議な点はそれだけではない。時を同じくしてアリゾナ州北東部に位置するナバホ・ネイションの他、UFO墜落事故で知られるニューメキシコ州アルバカーキやロズウェル近郊でも同様の報告が続々と寄せられているのだ。
これらを繋ぐと、巨大な三角地帯が浮かび上がってくるのはただの偶然なのだろうか。米政府による異星人の情報開示が囁かれる昨今、UFOの異常出現は彼らからの圧力のように思うのは著者だけではないだろう。今後もこのエリアを注視して生きたいと思う。
遠野そら
UFO、怪奇現象、オーパーツなど、海外ミステリー情報に通じるオカルトライター。超常現象研究の第一人者・並木伸一郎氏のスタッフも務める。
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