ラグナロクってなんだっけ…とならないための基礎教養『北欧神話解剖図鑑』

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    北欧神話を図解で学べる。

    いまやファンタジーの基礎知識!

     ゲームなどでもよく使われる「ラグナロク」。なんとなく耳馴染みのあることばだが、本来はどういう意味? ……などとムー愛読者に聞いたら常識問題すぎてお叱りを受けるかもしれないが、もちろん正解は北欧神話に描かれる「世界の終焉」だ。他にも、オーディン、ロキ、ヴァルハラ、ユグドラシルなどなど、北欧神話の神々や世界観はいまやゲームのみならずファンタジーや創作全般になくてはならない要素として広く浸透している。

     そんな北欧神話のあらすじから基礎知識、バックグラウンドとなるヴァイキング文化までを徹底解剖したのが本書『北欧神話解剖図鑑』。神話の情景や神々の系図もイラストつきでわかりやすく解説されていて、入門書としても読み物としても最適な一冊だ。
    「北欧神話、アニメとかでなんとなく聞いたことあるけど詳しくはわからない……」そんなビギナーにも、より理解を深めたい人にもおすすめ。

     それにしても、ケルト、陰陽道、古代エジプトなどムー的にも興味深いテーマを次々と解剖していくエクスナレッジの当シリーズ。次はどんな世界の謎と不思議に挑戦してくれるのか、楽しみでならない。

    『北欧神話解剖図鑑』(蔵持不三也監修、1,800円+税、エクスナレッジ)

    webムー編集部

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