ハーバード大のアヴィ・ローブ博士が墜落UFOから「謎の球体」を回収! 異常な組成と“今後の覚悟”も表明
10年前に南太平洋で墜落し、海底に眠る謎の飛行物体。その正体を探るアヴィ・ローブ博士が、またしても衝撃的な発見を成し遂げたという!
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天文学の世界的権威アヴィ・ローブ博士が謎の隕石落下事件を徹底調査!! 三上編集長がMUTubeで解説。
2014年にマヌス島沖合に落下した隕石事件に急展開だ。回収された隕石の破片が人工的に作られたような“球体”であり、超硬度な物質だったのである。分析した天文学の権威アヴィ・ローブ博士は、地球外から飛来した宇宙船=UFOの破片だと指摘するが、はたして?
アメリカ、ハーバード大学の科学者チームによってパプアニューギニア沖の海底探査で発見された、小さな金属球がメディアの注目の的となっている。なんと、「UFOの破片の可能性がある」というのだ。
そう主張するのは科学者チームを率いるアヴィ・ローブ教授。地球内外における高度なエイリアン技術の証拠を探査している組織「ガリレオ・プロジェクト」を率いていることでも知られている人物(本誌2023年3月号にて詳報)である。
発見された金属球は、パプアニューギニアのマヌス島の沖合に落下した「CNEOS2014−01−08」と命名された隕石由来のものだとされている。
隕石は、2014年1月8日、太平洋に落下する前に地球の下層大気圏で爆発し、同沖合に破片が落下。2022年の初めに提出されたアメリカ宇宙軍司令部の報告では、別の星系から飛来した星間物体で、異常性があることを認めてはいるが、“本質的には隕石だ”と結論づけている。
しかし、ローブ教授は「地球外技術による宇宙船=UFOである可能性が高い」と主張する。
その根拠は、隕石が秒速45キロという超高速で飛行し、マヌス島の沖合の高度およそ160キロで空中分解したこと。公表された爆発に関する光度曲線のデータによって、物体が鉄よりも硬いことが判明したこと。さらには、過去10年以上においてアメリカ政府が認識した272個の隕石のどれよりも硬度が高いことが明らかになったという点である。
ローブ教授は、今年6月14日から28日の2週間にわたり、約150万ドルの探査をかけて海底の大捜索を実施した。
捜索には、強力な磁石をつけた「ソリ」を海底に沈め、探索船シルバースター号が隕石の経路に沿って引く形で残骸を回収し、計31個の物質を収集。そのうち10個の分析を行った。
その結果、直径0.3~0.5ミリ、重さ1グラム以下の丸い金属球が発見された。組成の予備的分析では、地球上で製造されている合金や太陽系の天然隕石とは一致しない可能性が示唆されたのである。
結果について、ローブ教授は「鉄が84パーセントと大半を占めている。他はシリコン8パーセント、マグネシウム4パーセントとチタン2パーセント、残りの2パーセントは微量な元素も含有されているが、ニッケルは含まれていない。この組成は、人間が作った合金や既知の小惑星、身近な天体物理学的なソースと比較すると異常である」と指摘している。
さらに、ローブ教授がCBSニュースなどのメディア取材を受けた際、「過去に目撃されたすべての宇宙岩石よりも強靭な物質強度を有しています。鉄隕石よりも丈夫な素材でできており、地球外から飛来したUFOの破片か、高高度な技術的で作られた“何か”である可能性が示唆されました」と語っており、加えて「この金属球こそ“世紀の大発見”であり、地球外のエイリアンが存在することの証明となる」と強調している。
現在、金属球の分析は始まったばかりで、「太陽系外の物体」や「宇宙船の残骸」などの、「地球外文明による産物」であるのかはまだ定かではない。次の現地調査では、30キロヘルツのソナーを使用して、数センチの解像度で破片の落下地域を徹底的に捜索するという。
今後、金属球はハーバード大学に運ばれ、研究チームにより回収されたすべての物質の元素と放射性同位体を分析すると同時に、ほかの隕石の破片との比較分析が行われる予定だ。結果いかんでは、人類が初めて実物を手にした「太陽系外物質」となるだろう。ローブ教授たちの精密な分析に期待が高まるばかりである。
(文=並木伸一郎)
続きは本誌(電子版)で。
並木伸一郎
「ムー」創刊当初から寄稿するベテランライター。UFO研究団体ICER日本代表、日本宇宙現象研究会(JSPS)会長などを兼任。ロズウェルやエリア51をはじめ現地調査を重ねて考察し、独自の仮説を「ムー」や自身のYouTubeなどで発表している。
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