2023年に新世界秩序到来!? 自称「ノストラダムスの娘 」アントネラ・ピナルが予言する大異変とは
「ノストラダムスの娘 」を自称する話題の次世代予言者アントネラ・ピナルは何者か? そして彼女が語る2023年の世界とは――!?
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混迷の度を一層深める世界情勢。人類史上最大の予言者の一人、ババ・ヴァンガが残した言葉を海外の大手メディアも報じ始めている。的中しつつある2023年の予言とはーー!?
「ムー」ではお馴染みの予言者ババ・ヴァンガ。あのノストラダムスと肩を並べる大予言者として歴史に名を刻む人物である。1911年にブルガリアで生まれ、12歳の時に竜巻に巻き込まれて視力を失うも、その代わりに予知能力を得た彼女は1996年に逝去するまで人類の未来に関する数多くの予言を残した。第2次世界大戦の勃発からアメリカの同時多発テロ、さらにオバマ大統領の誕生や福島第一原発事故に至るまで、その的中率は85%にのぼるとされており、世界に与える影響を考えてブルガリア政府が国家機密扱いにしたという逸話さえ残る。
近年、混迷の度を深める世界にあって、海外の大手メディアもヴァンガの予言を真剣に考察するなど報道姿勢を変化させつつあるが、オーストラリア最大手のニュースメディア「news.com.au」が今月7日に配信した記事に衝撃が広がっている。なんと、ヴァンガは2023年の世界に関する恐ろしい予言を残しており、現状との不気味なリンクが見られるというのだ。
同サイトの考察によれば、ヴァンガは「2023年に原子力発電所で大規模な爆発が起こる」と予言しているという。これはロシアによるウクライナへの軍事侵攻で、稼働中にもかかわらず武力攻撃を受けるという史上初の事態に直面しているザポリージャ原発のことを指しているのだろうか。しかしここで気になるのは、ヴァンガによれば原発の爆発によって「有毒な雲が立ち込め、深刻な病気が蔓延し、多くの国が影響を受ける」のはアジアだという点だ。こうなると決して日本にとって無縁の予言とも思えない。
また、ヴァンガは2023年に関して他にも4つの事態を予言していたという。
1つは、地球の軌道が変わること。地球の公転軌道は絶えず変化しており、ほぼ完全な円から楕円になり、また元に戻るという動きを約10万年周期で繰り返している。太陽との距離が短くなると温暖化し、氷河が溶けて洪水の危険性が高まる一方、太陽から遠ざかれば氷河期に突入する。今年、人類が引き起こす温暖化をはるかに上回るインパクトの気候変動が始まるのだろうか?
2つめは、2023年に世界を揺るがす強力な太陽嵐が発生すること。今年4月24日、米海洋大気庁(NOAA)は太陽活動の活発化に伴う猛烈な磁気嵐が観測されたと発表している。大規模なコロナ質量放出により、5段階評価で2番目に激しい磁気嵐となった。今回の活発化は2024年まで続くと見込まれており、広範囲にわたる停電のほか無線通信・GPSなどに深刻なダメージを与え、社会に混乱をもたらす事態も懸念されている。驚くべきことに、ヴァンガの予言は的中しつつあると言えるかもしれない。
3つめは超大国によって生物兵器が使用され、数十万人が命を落とすということ。やはり、ここで最も危惧されるのはウクライナ侵略中のロシアが不利な戦況を打開するため、国際条約で禁止されているはずの生物兵器禁止条約を使用する事態だろう。
そして4つめは、自然妊娠の終焉だ。これも近年の生命科学の飛躍的進歩を考えれば、明らかに人類はヴァンガが指摘する未来へと向かって突き進んでいるように感じられる。
これら2023年に関するヴァンガの予言のうち、差し当たって最も警戒すべきは、ロシアによるウクライナ侵攻ということになるだろう。しかし、ヴァンガは「ウラジミールの栄光、ロシアの栄光。多すぎる犠牲者が出るが、誰もロシアを止められない」という予言を残したとの説もあり、西側諸国の期待を大きく裏切る結末が待ち受けているのだろうか。2023年も残り半年、彼女の言葉に従うならばとても明るい未来が待っているとは思えない。ただし、次の点だけは改めて考慮しておく必要がある。
ヴァンガの予言は、彼女に面会したジャーナリストやブルガリア政府筋から少しずつ漏れ伝わってきたと考えられているが、ノストラダムスの予言と同様に解釈の幅が広いとの指摘もあり、時代に合わせて半ば都市伝説的に理解されてきた側面が否めない。また、的中率は85%に届かず65%程度だと指摘する研究者がいることも確かだ。とはいえ、「アメリカの双子に鉄の鳥が衝突する。大勢の人が死ぬ」という予言が9.11のツインタワー崩壊を示していたとしか思えないように、決して具体性を欠いているわけでもない。
果たして、人類は呪いのように響くヴァンガの言葉を乗り越えて希望に満ちた未来を築くことができるのだろうか。
webムー編集部
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