レンデルシャム事件のUFOが撮影されていた! ウッドブリッジ空軍基地の未確認飛行物体/並木伸一郎
肝心の写真が存在していなかった「レンデルシャムUFO着陸事件」。 だが、事件前日に近隣住民のひとりが、UFOの姿を捉えていた! 2021年になって公開された、驚くべき画像を本邦初公開する。
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目から次々と湧いてくる小石、瞳からあふれるダイヤモンド状の物質、まぶたを埋めるかのような真っ白い粘膜。現代医学でもいまだ解明できない目による謎の物質化現象をここに紹介する。
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アメリカの人気ニュースサイトとして知られる「COAST TO COAST」(2021年9月30日付)が、「小石の涙を流す」15歳の少女について報じた。
少女の名はチャンドニ。インド北部、ウッタル・プラデーシュ州カナウジに住んでいる。
家族によると、目から石が出るという異変が起きたのは2021年7月17日から。それ以来、毎日10〜15回もの小石の落涙が起こり、わずか2か月間で計70個もの小石が収集されている。
公開されているビデオ映像で確認すると、チャンドニが左まぶたの小さなしこりを見せてから母親が手でマッサージを行い、まぶたを押しあげると目じりから石が現れてポトリと落ちる様子がわかる。またその後もすぐに、別の小石が現れては落ちる。そして公開された動画を見た医師は、こう断言する。
「医学的にありえない現象だ」
暗にフェイクだといっているのだろうが、チャンドニの家族は貧困のため、彼女を医療専門家に診せることもができず、原因はつかめていないという。
ちなみにチャンドニは、朝6時ごろから目から出てくる石の除去作業を行い、夕方までそれに没頭するという。なぜか夜間には石は形成されないのだ。
同様の現象は、過去にイエメンでも起きていた。2014年1月、大手メディアが報じたニュースでは、中東のイエメン共和国西部に暮らす12歳の少女に、涙の代わりに小石が湧いて出てくるというのだ。
少女の名はサディーア・サラ。健康状態は良好で病気知らずなので、医師らも家族にどう説明すればいいのか、困惑しているのだという。公開されている動画では、石が出てくる様子をはじめ、彼女を診察する医師も登場している。
また両手いっぱいになった小石が映しだされているが、これがわずか2〜3時間で少女の目から排出された量だそうだ。
彼女について村人たちは、「悪魔がとりついた」「恐ろしい疫病が流行る前兆だ」などと噂した。一方、視覚および超能力と密接な関係がある、脳の松果体がおりなす神秘ではないかという説も浮上したが、石が湧きでるメカニズムに関しては、医学的見地からの解明は難しいと結論されている。
11年前の2010年9月23日付「Gulf News」紙(ガルフニュース=アラブ首長国連邦のドバイで発行される日刊英語新聞)にも、結晶化した涙を流す奇妙な眼病で苦しむ少女のニュースが報じられている。
パキスタン出身のファティマ・ザファール(当時10歳)は、1週間ほど目の違和感に悩まされ、日に何回も目を洗っていた。
「娘の目を清潔に保っておこうとして目を洗っていたら、結晶のようなものが出てきたので、驚きました」
そう語るのは、父親のモハマド・ザファールだ。
ファティマを取材した記者は、目の下の皮膚を押すだけでシリコン状の塊が目から出てくることを確認。空気に触れると結晶化がさらに進み、硬くなったという。ところがなぜか、本人は痛みを感じないのだ。
父親のモハマドはいう。
「先週、シャールジャのアル・カシミ病院に行って、検査を受けてきました。救急室の医師から、2日したらまた来るようにいわれました」
医師からは、ファティマの症状がきわめて稀であることも告げられた。
「ところが2日後に再び病院に行くと、専門医の診察が受けられない、といわれました。娘は保険に入っていないので、治療費がなかったのです」
その後、病院の医師たちの厚意により、ファティマは適切な処置を受けられことになったというのだが、残念ながら続報はないままだ。
2019年9月には、「結晶化した涙を流す」女性に対して、医師団の検証も行われた。
アルメニア出身のサテニク・カザルヤン(当時22歳)は、毎日最高で50個ほどのギザギザの結晶化した涙が湧出し、苦痛に悩んでいた。目から出てくる結晶は、彼女にとって“生き地獄”以外の何物でもなかったからだ。まるでまぶたをガラスで突き刺されているような感覚に襲われるのだから当然だろう。
「最初は歯医者さんにいたときです。目にゴミが入ったような気がしました。とても痛かったのを覚えています。その後眼科で診てもらうと、両目から結晶の塊が出てきたのです。今はもう、毎日地獄のような生活を強いられています」
と語るサテニク。最初のうちは薬が効いていたように思えたが、やがて結晶が出てくる頻度が高くなっていったという。
当初はサテニクの自作自演、いたずらではないかと疑った医師もいたが、結晶となる涙は彼女の体内で“自然生成”されていることが確認された。治療に当たった医療関係者が結晶を分析に出したというが、詳しいことは何もわかっていない。海外で診察を受け、治療を行ってはどうかという話も出たが、費用的に無理ということで立ち消えになっている。
ロシアの眼科医タティヤナ・シローバは、こう警鐘を鳴らす。
「涙にはタンパクと脂肪などが含まれ、一定のイオン構成となっています。塩分濃度が高くなると、結晶化が進むことが考えられます。タンパク質濃度も高まることがあります。
結晶が現れるのは、目の粘膜だけではありません。肝臓や腎臓に溜まった塩分からできることもあります。彼女はとても危険な状態で、詳しい検査が必要でしょう」
しかし、分析結果も含めていまだに詳しいことはわかっておらず、続報も聞かれずじまいのままだ。
奇妙な眼病の症状に悩まされているラウラ・ポンセ(当時35歳)という女性について、イギリスの「Mirror」紙(2015年8月5日付け)が記事にしたことがある。
症状は彼女が15歳(1995年)のころに始まった。以来、母のメリッサが腫れあがった目から、白く硬い塊を取り除く作業を手伝っている。
メリッサはこう証言する。
「娘の目の粘膜に、白くて厚い部分がありました。それを取り除いたのですが、ちょっと怖かったです。病院の救急室で医師に診てもらいましたが、怪訝そうな顔を浮かべるだけでした」
またラウラも、こう症状を訴える。
「目が腫れてきて、粘膜から出てくる白い塊を、自分で取りださなければなりません。乾くとすごく硬くなり、とても痛いです」
多いときは、1日に30回以上も目からを取りださなければならない。そんな生活を20年間も強いられているというのだ。
「2年前は、毎日30回も塊を目から取り出さなければなりませんでした。私は看護学校の教師ですが、そのせいで仕事に行けないことを腹立たしく感じました」
と、ラウラは語っている。
なお、初期段階の眼科検査では、彼女の目の粘膜から過剰なケラチンが分泌されていることが明らかになった。
このケラチンが涙の成分を凝固させ、結晶化させていると考えられ、硝酸銀が入った目薬が処方された。
確かにこの目薬を使いはじめてから、目から塊が出てくる回数が激減し、仕事にも行けるようになったという。
2012年6月、インドネシアの西ジャワ州に住む少女、ティナ(当時19歳)の瞳から、理解しがたい不思議な物質が出てくると話題になった。彼女の瞳からこぼれでる物体(涙)は、なんと完璧にダイヤモンドカットされていて、いかにもそれらしい光を放っていたのだ。
この奇々怪々な現象は、その前年(2011年)に老婦人の夢を見てから始まったのだたという。
翌朝、ティナは目の違和感を覚えて病院に行き、診察の過程で「ダイヤモンド落涙現象」を起こした。これには医師も驚愕したという。
これまでのケースからわれわれは、目からダイヤのような異物が出ると瞳が傷ついて痛むのではないかと思うのだが、彼女の場合、まったく痛みはないそうだ
2017年9月、インドのマディヤ・プラデーシュ州パチクラ村に住む11歳(当時)の少女、アマシに現れた異変が話題になった。1日に35〜40個もの、小さな綿の塊のようなものが目から湧きでてくるというのだ。この症状はすでに2週間以上続いていた。
彼女は同年8月25日から“綿の涙”を出しはじめた。父親をはじめとする村人たちは、マナシに悪霊が憑いたと信じ、彼女を恐れた。そしてついには、家族にまで避けられるようになってしまった。
噂を聞きつけた医師が近郊の村からやってきて診察したが、専門医に相談するよう勧めるだけにとどまった。
ジャバプールにある医大の眼科医ナバニート・サクセナは、彼女の症状について、アレルギー反応の一種であると考えているようだ。確かに特定のアレルギー反応によっては、白い分泌物が目から多く出ることがある。
また、パワン・セタク医師はビタミンDの不足が原因ではないかと主張。栄養状態が悪い子どもは、目尻から綿のような質感の白い分泌物が出てくることがあるというのだが、いずれの説明も不十分としかいいようがない。実際のところ、世界中の専門家のだれひとりとして、この奇怪な現象を解明できてはいないのである。
並木伸一郎
「ムー」創刊当初から寄稿するベテランライター。UFO研究団体ICER日本代表、日本宇宙現象研究会(JSPS)会長などを兼任。ロズウェルやエリア51をはじめ現地調査を重ねて考察し、独自の仮説を「ムー」や自身のYouTubeなどで発表している。
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