エドガー・ケイシー予言の最新解釈を研究者が発表! 2036年「おうし座流星群」地球直撃が100年越しの危機になる?
ニューエイジの思想に大きな影響を与えた超能力者エドガー・ケイシーの予言は、実は100年ズレていた!? 修正された「ケイシー予言」では2036年に地球に大きな変化が訪れるという――。
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目下ウクライナを侵攻中のロシアに意外にも“弱気”な一面があることが露呈したのかもしれない。ロシアの諜報機関からリークされたという機密メモによると、ロシア首脳部はクレムリン内の人員の“マインドコントロール被害”を恐れ、実際に対策を講じているというのだ。
ロシア系独立メディア「The Insider」がロシアの諜報機関筋から入手したメモには、現在ウクライナ侵攻の最中にある同国にとっての深刻な懸念事項が記されているという。ロシア首脳部は、クーデターに繋がりかねないクレムリン内部での“マインドコントロール被害”を極度に恐れ、対策を講じ演習まで行っていることが判明したというのだ。
広い意味での“人心操作”技術であるマインドコントロールや洗脳について、少なくとも冷戦時代の米ソ両国で真剣かつ意欲的な研究が行われていたことが機密指定解除された数々の文書から明らかになっている。それによると決定的な技術確立までは至らなかったものの、研究の過程において人心を操作し得る有効なテクニックやギミックがいくつか浮き彫りとなり、今日では各種のマーケティングやセミナーなどに応用されているのはご存知の通りだ。
今後もマインドコントロールや洗脳について単独の技術開発は困難を極めると思われるが、メディアやSNS、宗教、催眠術、薬物などと組み合わせることで功を奏する部分があるともいわれている。その最大の成果としては、反政府デモやクーデターの扇動、自発的暗殺者の養成などが挙げられる。そうした心理誘導工作は「心理戦(Psychological Operations、PSYOP:サイオペ)」とも呼ばれ、米軍には専門の部隊があるといわれている。
そして現在、ロシアの首脳部はクレムリンに心理戦が仕掛けられる可能性を極度に恐れていることが、「The Insider」が入手したメモから読み取れるのだ。昨年10月26日には実際に「大規模なイデオロギー攻撃」である心理戦に対処するための演習がクレムリンで行われていたというのである。それが意味するものはもちろん、プーチンと首脳部がクレムリン内のクーデターを極度に警戒しているということにほかならない。
リークされたメモには、映画『キャプテン・アメリカ』の劇中の兵士のようにクレムリンの警備員も催眠術をかけられる可能性があるという理論から、読心装置「サイコジェネレーター」による心理的感染を防ぐための取り組みまで、あらゆることが含まれているという。
ちなみに「サイコジェネレーター」とは、遠隔から対象者の心を読み取ることができる読心術デバイスで、ソ連時代に都市伝説として存在が囁かれてきたものだ。
では、ロシアにとっての敵が仕掛けてくる心理戦はどのようなものなのか、メモでは「(クレムリンの)職員の心理的安定性を低下させ」、「抵抗の準備ができない」ようにする方法が解説されている。具体的にはメディア、社会運動、宗教団体、非政府組織に組み込まれたエージェントからの影響などの脅威を挙げている。また、コンピュータの操作中に当事者が心理的に感染する「コンピュータサイコウイルス」の脅威にも触れられているという。
「The Insider」によると、このメモは「人員を心理的に感染させ、催眠能力を持っている」敵について言及しているが、この敵が誰であるかについては言及されていない。
また、向精神性化学物質や広告メディアも脅威として挙げているが、それ以上の詳細な説明はない。
そしてクレムリン当局者は、外部からの心理戦の影響に対処するため、現場の上官が警備員たちと面談して性格特性を割り出すとともに信頼関係を構築し、職務において精神的に脆弱な者とより抵抗力のある者でペアを組ませることを提案したということだ。
なお、本計画はFSO(ロシア連邦警護庁)副局長であるアレクサンダー・コモフ将軍によって監督される。クレムリンの情報筋によると、コモフ将軍は占星術と超常現象に強い関心を抱くオカルティックな人物であるという。
ロシア政府の報道機関とFSOは「The Insider」のコメント要請に応じておらず、これらの主張の信ぴょう性を独自に検証することはできていない。
ちなみに「The Insider」は、ロシア当局からは外国メディアであると見なされて事実上国内から追放されており、現在はチェコ・プラハを拠点に活動している。ロシア国内の情報提供者との接触は続けられているということだが、その成り立ちと背景は考慮に入れておかねばならないだろう。
ともあれプーチンがクレムリン内のクーデターを恐れているとすれば、そこには“弱気”な一面もあったということになる。引き続きウクライナ情勢を注視していかなければならないが、どう転ぶのかまったく予断を許さないことだけは確かなようだ。
仲田しんじ
場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター https://twitter.com/nakata66shinji
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