不思議なオラクルカード『ポエタロ』のリーディングを体験!/辛酸なめ子の「魂活巡業」

文・マンガ=辛酸なめ子 協力=覚和歌子

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    アニメ映画『千と千尋の神隠し』の主題歌「いつも何度でも」の作詞家、覚和歌子さんが手がけたオラクルカード『ポエタロ』のトーク&リーディングイベントにうかがいました。その人の心を映し、励ましをもたらすという不思議なカードを辛酸なめ子さんが引いた結果は……?

    最初の一枚はその人への祝福

    降りてきた言葉を詩に! 外出前に引くのもよし

     作詞家で詩人の覚和歌子さんの詩が書かれたオラクルカード「ポエタロ」は、言霊に癒されつつ人生の指針も得られるオラクルカード。2016年の「ポエタロⅠ」につづいて、2025年には「ポエタロⅡ」が発売されました。今回は東京・代々木上原のCITY LIGHT BOOKさんで開催された発売記念のトーク&リーディングイベントにおうかがいしました。

     たとえば「線」というカードには「始まって終わる 自らの運命を知って 線はこころが安らいだ 永遠はしんどい」という詩が。「娼婦」は「救いを売ります 暮らしを買います」、「棺」は「木の燃える匂いはいい 片付かない 物置みたいな人生だった」。素敵な詩が書かれていて才能に圧倒されます。

     カードに添えた詩の創作について覚さんはこう語ります。
    「直感的に出てきた言葉を書いています。考えていないので、いくらでも書けます。頭を使っていないからすごく楽しい。降りてきたものを受け取るだけ」
     なんと、自動書記というか高次元とチャネリングして詩作されているようです。そんな言霊みなぎる「ポエタロ」は深いメッセージを与えてくれそうです。
     初心者は、カードを玄関に置き、出かける前に一枚引きしてメッセージをもらうのもおすすめとのこと。複数の選択肢のうちどれを選ぶとよいかということや、現在・過去・未来を占うこともできます。

     トークのあと、参加者はリーディングを受けました。ここでカード監修者のマロディオさんと同じテーブルに。引いたカードを読み解いていただきます。
    「柱と本が出ました。これは道具ですね。カードがいうには、あなたは神様に本を持たされて生まれてきています」
     そう聞くと、使命感からまだしばらくがんばれそうです。

     自分の本性を表す位置に「光と闇」という陰陽のシンボルのカードが出たときは一瞬、中二心が刺激されてテンションが高まりました。「闇があるから光がある」とのことで、確かに両方の世界に惹かれがちです。
     詩人のエネルギーとボキャブラリーをインプットしたので、自分の文章力が上がることを期待したいです。

    2025年5月発売の『ポエタロⅡ』(地湧社/4950円・税込)。イラストレーターは『日本の神様カード』でおなじみの大野舞氏。

    辛酸なめ子

    漫画家、コラムニスト。芸能界から霊能界、セレブから宇宙人まで独自の視点で切りこむ。

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