運気がみるみる回復するパワースポットの歩き方/エスパー・小林「運気の強化術」その5

文=小林世征

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    霊能者として約40年にわたって活動してきたエスパー・小林こと小林世征氏が、運気の強化術を指南する第5弾。今回のテーマはパワースポットの捜し方と、現地へ行くときの持ち物などについて。パワースポット案内人としても人気を博す、小林氏ならではのノウハウをお届けする。

    パワースポット捜しのポイント

     パワースポットは、相変わらず人気が高い。私もしばしばオリジナルのパワスポ・ツアーを企画したり、地方の自治体から依頼を受けて、新たなパワスポ捜しをサポートしたりすることがある。
     また、そうした経験を重ねるなかで、パワスポ探訪のノウハウがだんだんと蓄積されてきた。今回は、その核となる部分をお伝えする。
     最初に申し上げたいのは、パワスポめぐりをするのは大いにけっこうなのだが、さまざまなメディアで紹介されているパワースポットは、必ずしもよい場所とは限らないということだ。この点を念頭に置いてほしい。
     そこで、良質のパワスポを捜す際のポイントを以下にまとめた。

    (1)長期間にわたって栄えた大名家や武家、商家などにゆかりのある場所。徳川家に縁の深いスポットなら、十中八九、パワースポットと見て間違いない。
    (2)長きにわたって信頼され、質のよい商品やサービスを提供している老舗。
    (3)世界的に有名な高級ブランド店。いくつか集まっていれば、そのエリア全体がパワースポットとなる。
    (4)名作を多く収蔵している美術館。その近辺を散歩するだけでもよい。また、①で述べたような大名家の愛用品が展示されている美術館や博物館も吉。
    (5)雨乞いが成功したという伝説のある神社や仏閣。
    (6)大勢の参拝客でにぎわう著名な寺社の裏や横にある、小さな祠や社にも注目を。これは私の実感だが、じつはそちらこそが本命のパワースポットで、立派な神社や仏閣は、その目印であると同時に、庶民の目をくらますために建造されたのではないかと思うことがある。

     こうして捜したパワースポットが本物かどうかを確認するには、現地の地面や空間に手のひらをかざしてみる。よい気が満ちていれば、手のひらが押し返されるような感覚がある。反対に、悪い気が多ければ、何かを吸われるように感じる。
     この方法を応用すれば、地図を使って捜すこともできる。地図に手のひらをかざし、押し返してくるような感じの場所を見つければよい。これは上級編なので、まずは現地でパワーを感じてみよう。
    徳川家康が天下取りの拠点とした浜松城は「出世城」とも呼ばれる。徳川家ゆかりの地は、たいていパワースポットだ。

    現地へ行くときの持ち物と服装

     パワースポットへ行くときの必須アイテムが5つある。

    (1)水。散策中に水分補給ができるし、現地のベンチなどに10分ほど置いておけば、パワーがチャージされた水になる。
    (2)ビニール袋。現地で落ち葉や土を採取するのに使う。持ち帰って、自宅の庭や植物の鉢にまくとよい。
     ただし、現地で植物を採取するのは控えること。土や落ち葉を持ち帰ることについても現地の規則に従い、良識の範囲内で行動していただきたい。
    (3)ウェットティッシュ。落ち葉や土などに触れた後、お手ふきとして使う。
    (4)スマホやデジカメなど、撮影ができる機器。パワーのありそうな画像が撮れたら、待ち受けにしよう。
    (5)雨具。とくに霊的な感受性の強い人がパワースポットへ行くと、よく雨に降られる。だから、念のために持っていくと安心だ。

     また、服装については、自然の豊かなパワースポットへ行くなら長袖・長ズボンが望ましい。
     それ以外では、事前に植物の種を入手してパワースポットに持ち込み、現地の空気に10分以上さらしてから自宅で育てるのもおすすめだ。もともと植物は邪気を祓い、人間にエネルギーを与えてくれる存在だが、その力がもっと強くなる。

    小林氏が太鼓判を押すパワースポットは?

     具体的にどのパワースポットがよいかという話になると、私が今最も注目しているのは大山阿夫利神社(神奈川県伊勢原市)だ。この神社のパワーの強さは関東随一だと感じている。
     また、仕事運や金運を望むなら市場稲荷神社、恋愛運を上げたいなら於岩稲荷田宮神社をおすすめする。このふたつは、どちらも東京都新宿区だ。もし機会があったら参拝してみるとよい。

      ちなみに私の場合は、少し運気が落ちているなと感じたら、3〜4か所のパワースポットを回ることにしている。すると、ただちに仕事の依頼が入ったり、よい知らせが舞い込んだりするのが常だ。
     パワスポめぐりによって、あなたの運気がアップすることを祈っている。

    小林世征

    1959年、東京都生まれ。学生時代より占術に興味を持ち、タロット、人相、手相を独習。10代後半から霊能力が発動し、20代後半から昼は雑誌記者、夜は占い師として活動。1991年に霊能者として独立。除霊、透視、ヒーリングなどを得意とし、政財界や芸能界にも熱心なファンを持つ。

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