「視える人には見える展・零」開幕… 視覚体験で話題の写真展が日本橋で拡大中
人には見えない“何か”が、あなたには見えるかもしれない――。大きな話題を呼んだ写真展「視える人には見える展」が、この夏、日本橋へ。規模を拡大した「零」バージョンとして8月いっぱい開催中。
記事を読む

近代以降、霊と交信する方法を確立、または会得した霊媒たちが世間を賑わせるようになる。彼らは霊界の存在から超常の力を借りて、この世に具現化させてみせた。 今回は、無形の霊を物質化した「フローレンス・クック」を紹介する。
ヒュームのように精霊の力を借り、奇跡を具現化する霊媒もいれば、固有の霊魂を呼び出して物質化し、操る霊媒もいる。フローレンス・クックはその代表ともいえる人物だ。
イギリスに生まれた彼女は、幼い頃から霊視ができ、15歳のころには空中を浮遊した。そして、〝ケイティ・キング〞なる女性の霊を物質化することに成功した。
ケイティは18世紀にジャマイカ総督になった海賊の娘アニーの霊魂だという。いわゆるエクトプラズムだろうが、全身を出現させ、自由自在に動いたという点が興味深い。
その降霊法も独特だ。交霊会でケイティを出現させる際、フローレンスは椅子に手足を縄で縛られ、スピリット・キャビネットと呼ばれる小部屋にひとりとじ籠る。だが、しばらくすると白いローブを羽織った、蝋のように真っ白な肌の美しい女性、ケイティが、参加者の前に登場するのだ。その女性、ケイティは参加者と微笑みながら会話をし、室内を徘徊し、観客の横に座って体に触れさせ、生きているようだったという。

ひとり二役説や、別人がいたという説など、さまざまな解釈が飛び交ったが、「ケイティの体温は人間のようだったが、皮膚は大理石のようになめらかだった。手首をつかむと骨がない。ケイティにそのことを告げると、もう一度手を差し延べてきた。すると骨ができていた」という肯定的な証言も多い。また、ケイティの体重はたった約25キロだったという研究や、ケイティが〝溶ける〞様子を目撃した人もいる。
しかし、ある日突然、ケイティ・キングは消えた。「役目が終わったので霊界に帰った」ということだった。同時にフローレンスは結婚し、降霊会も行われなくなった。
しかしフローレンスは後に〝マリー〞なる霊を呼び出すようになる。またしても世間は肯定派と否定派に分かれて論戦を始めたが……。1904年、フローレンスが48歳の若さでこの世を去ると、その真偽もまた、闇に消えた。

関連記事
「視える人には見える展・零」開幕… 視覚体験で話題の写真展が日本橋で拡大中
人には見えない“何か”が、あなたには見えるかもしれない――。大きな話題を呼んだ写真展「視える人には見える展」が、この夏、日本橋へ。規模を拡大した「零」バージョンとして8月いっぱい開催中。
記事を読む
2022年8月の開運カレンダー
2022年8月のラッキーデーがわかる! 大安などの吉日のほか、宝くじ購入によいとされる一粒万倍日や、金運にツキのある寅の日などをご案内。
記事を読む
空中を歩く! 成瀬雅春がインドの聖地ラダックで秘術ルンゴムを行った!
1日に160キロの距離を踏破するというヨーガの秘術──ルンゴム(空中歩行)。はたしてそれはどのように行われたのか? 世界最高地の塩湖での実践をレポートする。
記事を読む
夭折の天才少年がミレニアル世代初の「聖人」に! カトリック教会が正式認定した2つの奇跡とは!?
初の「ミレニアル世代」の聖人が登場することが確実となった。ローマ教皇フランシスコが5月23日、2006年に15歳で逝去した福者、カルロ・アクティスの二度目の“奇跡”を認定したことで、彼に“聖人”となる
記事を読む
おすすめ記事