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ブラジル北東部のリオグランデ・ド・ノルテ州にあるノバ・クルーズという町で、ちょっと変わった内容の接近遭遇事例が起きた。主役はミシュランマンのような外見をしたエイリアンらしきものだ。
2002年7月10日の夕方、この町に住むとある少年が友人達と一緒に散歩に出た。家の周囲に広がる田園風景の中を歩いていると、“馬鹿げた衣装”をまとった人物ふたりと出くわした。動作がどこかぎこちなかったという。背が低いほうは少年に興味を抱いたようで、その場に立ったままじっと視線を向けてきた。目が直接見えたわけではないが、確実にそう感じられた。
もう1体の背が高いほうは、身長が2.5~3mもあり、体のつくりもはるかに頑強な感じがした。攻撃性を感じた少年はその場から走り出し、近くの茂みに身を隠した。少し遠くから見ていると、ふたりは会話しているような仕草を見せていた。その生物の姿を描いたスケッチは、サイトでも紹介されている。
記事には、この少年がスケッチを描いた後2人のミシュランマンの後をつけたという記述がある。しばらく行ったところで足跡の写真を撮ろうと思ったが、不思議なことに未舗装の道路であるにもかかわらずまったく残されていなかった。ミシュランマンは地表から浮かんだ状態で移動していたということなのだろうか。体験者である少年の主観のみで構成された記事であり、物証もスケッチしかないのだが、何かひっかかるケースであることは間違いない。
ブラジルではトリンダデ島事件やヴァルジーニャ事件、そして空軍パイロットがからんだUFO接近遭遇事例がよく報告される。また、2022年5月17日に開催されたアメリカ議会のUFO関連公聴会を受けたのか、6月に入ってブラジル上院でも1986年5月にサンパウロ近郊で起きた事例に関する詳細な情報が報告された。
また、“世界の驚愕映像大集合”みたいな番組でも奇妙な映像をよく見かける。ブラジルのどこかの町でストリートサッカーをしている子どもが、転がったボールを追いかけて暗がりに行き、拾おうとした瞬間に幅40センチくらいの電柱の影からいきなりエイリアンらしき生物が現れ、腕をガっとつかまれる。親和性という言葉を使うのは違うだろうが、ブラジルはUFO事例とかなり深い関係があるような気がする。
今回の事件に関して思い出したことがもうひとつある。1972年に高知県で起きた介良事件だ。介良事件では数人の少年たちが手に乗るくらいの大きさのUFOの捕獲に成功しているのだが、何らかの物証さえあれば、このブラジルの事例は介良事件と同じジャンルにカテゴライズできたのではないかと思う。
UFO目撃事例には、集団催眠の可能性を紐づける意見が少なくない。嘘をついて注目を浴びようとしていると決めつける見方も後を絶たないのが事実だ。こうした形で報告される事例や体験談がすべて真実であり、信じるに値すると言っているのではない。何らかのスクリーニングが必要であることもわかっている。こう言おう。すべてを疑うのも、すべてを信じてしまうのと同じくらい誤っていると思うのだ。
オカルトというジャンルは、ビリーバーとスケプティックの境界線が明確すぎるのかもしれない。ファジーなケースはあえて厳密な判定をしないまま、データのひとつとして置いておけばいいと感じるのだが、そういう態度はビリーバーもスケプティックも好まないようだ。
この記事も、完成度としては決して高くはないだろう。前述の通り体験者の主観がメインであり、資料も拙いイラストだけだ。ただ、こういうケースにこそUFOあるいは接近遭遇事例のエッセンスが詰まっているような気がしてならない。だから筆者としては、こういうケースこそ徹底的に追いかけたくなる。

宇佐和通
翻訳家、作家、都市伝説研究家。海外情報に通じ、並木伸一郎氏のバディとしてロズウェルをはじめ現地取材にも参加している。
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