インド東部で「魔術一家殺人事件」発生! 魔女の呪いという疑惑が招いた集団暴行の闇
現代の世にあって魔術が殺人の動機になるのか――。インドの村で“魔女”の嫌疑をかけられた女性とその家族の計5人が、50人から暴行の末に殺害される事件が起きた。
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原因不明の死と怪奇現象…… のどかな村を一変させた恐怖の原因は、聖地をおろそかにした悪霊の怒りなのか!?
連続する不審死と、超常現象の数々――。まるでミステリーかホラー映画のキャッチコピーのようだが、まさに今、インドのとある村で実際に進行している出来事だ。恐るべき事件の詳細について確認していこう。
インドのオリッサ州ラヤガダから2キロほど離れた場所に、マリグダという村がある。普段は静かなこの村の日常が一変したのは、5か月ほど前のこと。1人の住人が不審死を遂げたことを皮切りに、短期間のうちになんと4人もの住民が死因不明の不可解な状況で次々と命を落としたのだ。

しかも、事態はそれだけでは収まらなかった。これら5名の不審死と前後して、村のあちこちで奇妙な現象が報告されるようになったのだ。夕方になると、火の気がないにもかかわらず木から煙が立ち上り、どこからか不気味な音が流れてくる――。人々は恐怖し、パニックが村中に広がっていった。
怪奇現象に怯え、安眠することもできなくなった村人たち。不安のあまり、火を使って料理をするといった当たり前の暮らしを送ることさえままならない。亡くなった5名の霊が、今も村を彷徨っているのではないかと疑う若者らは、夜通し警戒を続けているという。
現在も混乱は続いているが、超常現象の原因が「ナガバリ」にあると信じる村人も多い。ナガバリとは地元を流れる川で、その畔ではかつて村の長老たちによって儀式と礼拝が執りおこなわれていた。聖地であるナガバリ川では今、新しい堤防が建設されており、これを快く思わない悪霊の怒りを招いた疑いがあるというのだ。
村を守るため、村人たちはナガバリに祈りや供物を捧げる儀式を行おうと、約20万ルピーの資金集めに着手した。「ドゥシャリ・プージャ」と呼ばれるこの儀式によって、悪霊を鎮めることが目的だという。

もちろん、一連の出来事を悪霊の仕業とするのは迷信だと断じ、より現実的な解決策を模索すべきだとの声もある。騒動を受けてラヤガダ当局が現地に派遣した地区開発官(BDO)スジット・クマール・ミシュラ氏らは村民と面談、対策を約束するとともに、「惑わされてはいけない」「体調不良の場合はすぐに近隣の保健センターで治療を受けてほしい」とアドバイスを行ったとされる。
しかし、そうした冷静な指摘は、混乱状態に陥っている村人の多くにはほとんど届いていない模様。はたして、「怒れる悪霊」は実在し、儀式を執りおこなった後に怪奇現象は終息に向かうのだろうか。
【参考】
https://www.prameyanews.com/fear-grips-rayagadas-mariguda-village-amid-mysterious-deaths
webムー編集部
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