ギザの大ピラミッドは2万5000年前に建造された!? 未知の超古代文明の存在を新たな年代測定が示唆、クフ王は“改修”しただけか

文=webムー編集部

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    ギザ・クフ王のピラミッドは2万年5000年前に存在していた!? 従来の定説を大きく覆す新しい測定結果が発表された!

    考古学的アプローチとは異なる独創的年代測定法

     古代エジプトのファラオ(王)たちが眠る巨大な建造物、ピラミッド。数々あるピラミッドの中でも特に有名なのは、ギザにあるクフ王のものだろう。一辺が約230mの正方形を底面とした美しい四角錐型のピラミッドは紀元前2580年頃、つまり約4600年前に建造されたと推定されてきた。しかし、この定説が覆されるかもしれない測定結果が示され、研究者たちを騒然とさせている。

     伊ボローニャ大学の技術者アルベルト・ドニーニによると、自身が提唱した「相対的侵食法(REM)」という手法を用いてギザのピラミッド群、特にクフ王のピラミッドを調査したところ、2万年以上前に建造された可能性が浮上したという。

    侵食されたピラミッドの岩 画像は「」より引用

     ピラミッドの原材料は、石だ。そして石は時間と共に風化するため、雨や風、温度変化などの要因に晒されている期間が長いほど摩耗が大きくなる。クフ王のピラミッドには建造時から露出している部分と、約675年前に外装石材が除去されて初めて露出した部分とがあるが、REM法はこの双方の摩耗度を比較することで総年代を算出する手法とされる。

     ドニーニはクフ王のピラミッド基部に12か所の測定点を選定し、それぞれを比較。ポイント1では、侵食された体積の比較から5708年前との計算結果が得られた。また、ポイント2では1万7955年前、ポイント5では3万375年前、さらにポイント9では5万4000年前……と大きく異なる年代が示唆される結果に。しかしこの相違は、侵食に影響する変数(方位・気候変動・人の往来など)の多様さから予想されていたことだという。各ポイントで数値が異なるのは当然として、全測定値の平均値が最も信頼性の高い数値となる、これこそがREMなのだ。

     こうして12か所の測定値を平均すると、クフ王のピラミッドが約1万1000年から3万9000年前に建造された確率は68%以上。全体平均を算出すると2万4941年前、つまり紀元前2万2941年頃の建造であるとわかったという。

    クフ王はピラミッドを「改修」しただけ?

     もっともドニーニは、REMについて正確な建造時期を割り出すものではなく、確率を伴った「建造物の年代範囲の推定値」を示すものだとしている。とはいえ、報告書では従来唱えられてきた紀元前2560年という考古学的測定による建造年代が間違っている可能性を示唆。さらにクフ王がピラミッドを建造したのではなく、既存のピラミッドを改修し、それを自らの手柄として発表した可能性まで指摘しているのだ。

    クフ王のピラミッド 画像は「Wikipedia」より引用

     これまでの考古学的アプローチとはまったく異なる、REMという手法によってなされた今回の調査。ドニーニが提唱する年代が正確ならば、大ピラミッドはクフ王の治世だけでなくあらゆる既知の高度文明の隆盛よりも古い時代に作られたこととなる。

     もしも古代エジプト人ではないとしたら、いったい誰が、超高度な技術を駆使してピラミッドを作り上げたというのか――!? まだまだピラミッドには、私たちが知らない秘密が隠されているようだ。

    【参考】
    https://www.labrujulaverde.com/en/2026/01/an-italian-engineer-claims-that-the-great-pyramid-of-khufu-may-be-more-than-20000-years-old-according-to-the-controversial-relative-erosion-method

    webムー編集部

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