サドゥーを怒らせた家族に降りかかる恐怖の呪詛! 火元がないのに家財から次々発火、政治家も懸念する異常事態

文=webムー編集部

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    恐怖の連続火災は、呪いなのか――? 現地でサドゥーを怒らせてしまった家族を襲う不幸が話題になっている。

    サドゥーが残した呪いの言葉

     インド北東部ビハール州の一家が、原因不明の連続火災に悩まされ、その恐怖を訴えている。それは今月初旬、年明け早々のことだった。同州ガヤ地区シェルティにあるカチャウリ村で暮らすラクハン・ミストリ一家の元に、1人のサドゥー(ヒンドゥー教における修験者)がやって来た。

     このサドゥーは一家にパンを求めたのだが、家主の妻が「水と米しかない」と応えたところ激昂。ミストリ氏によるとサドゥーは一家が差し出した皿を押しのけ、「この家は火事になるだろう」と呪いの言葉を吐いて家を立ち去ったという。

    画像は「PATNA PRESS」より引用

     すると数日後、なんとサドゥーの言葉通り、家の中のさまざまなものが突然発火するという怪奇現象が起こるように。ある時は衣類、またある時は食料や寝具、さらにはコンロまで…… といった具合に、家財が突然、なんの前触れもなく燃え上がるのだという。不思議なのは、この家には電気設備がなく、火事の発生源が見当もつかないことだ。

     ミストリ氏とその家族にとって、この状況は耐え難いものとなり、一家は自宅を放棄することを決断。現在は残された所持品を抱えて路上で生活し、繰り返される火災がいつか収まることを願っているという。

     不可解な事件は多くの噂を呼び、サドゥーの呪いや黒魔術だと信じる村人もいれば、何者かによる計画的犯行ではないかと考える者もいる。元カチャウリ村議会議長で、BJP(インド人民党)の指導者でもあるサントシュ・クマール・グプタ氏は、不幸に見舞われた家族を慰問し、この事件には入念な調査が必要だと説明。さらに住む場所も奪われ、困難な状況に陥っているミストリ一家を支援するよう行政に対して強く求めている。

    修行によって神との一体化を目指すサドゥー

     サドゥーといえば、長く伸ばした髪にオレンジ色(枯葉色)などの衣服をまとっているか、あるいはふんどし一丁や全裸で生活している姿がよく知られている。宗派によっては全身に灰を塗りたくる場合もある。彼らは俗世を捨て、家も仕事も家庭も手放し、着の身着のままでネパールやインド中を放浪しながら苦行に勤しむのが日常だ。

    ネパール・カトマンズのパシュパティナート寺院周辺のサドゥー 画像は「Wikipedia」より引用

     何年も動かず座ったまま過ごす、片腕をずっと挙げ続けるなどの極端な苦行をおこなったり、マントラの詠唱や巡礼を通じて精神的な高みを目指そうとするなど、サドゥーの修行内容はさまざまだ。常人にはとても耐えられない過酷な修行で神に近づこうとする彼らにとって、“火事になる呪い”をかけることなど朝飯前なのかもしれない。

     現代でもなお、呪術を信じる人が少なくないインド。ミストリ氏の家族に起こった災いは、本当にサドゥーの呪いなのか、それとも――。徹底的な調査と、支援が求められている。

    【参考】
    https://patnapress.com/mystery-fires-force-gaya-family-out-of-home/

    webムー編集部

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