意識とは脳と宇宙の「ゼロポイントフィールド」の共鳴によって生じる!? 謎を解く鍵は神経科学と量子電磁力学の融合
意識が生じるメカニズムをどう考えればよいのか。最先端の研究によると、それは脳と「ゼロポイントフィールド」の共鳴によって生じることが示唆されている。
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“未知との遭遇”の際、われわれはどのように先方とコミュニケーションを図ったらよいのか。はたして、互いを理解し合える言語システムを構築し得るのか。専門家によるとその鍵を握るのはミツバチであるという――。
知的な地球外生命体とのコミュニケーションにおいて生じる大きな問題の一つは、互いの距離が極めて離れていることだ。
太陽に最も近い恒星が地球から4.4光年離れていることを考えると、メッセージを送信してから返信を受け取るまでには最低でも10年ほど要するため、イエス or ノーの単純な質問のやりとりだけでも、とてつもない歳月を費やすことになる。そのため、SF映画『メッセージ』(2016年)のように、エイリアンの言語をゼロから学ぼうとするのは非現実的だ。
その代わりに科学者たちは、コミュニケーション方法に関係なく、あらゆる知的生命種が理解できる普遍的な言語を開発したいと考えている。この着想を進めるため、なんとミツバチとどのようにコミュニケーションをとることができるか、探究する動きが本格化しているのだ。
6本の足、5つの目、そして根本的に人間とは異なる社会構造を構成しているミツバチは、地球上でエイリアンに最も近い生物の1つであると科学者たちは見なしている。
しかし興味深いことに、豪RMIT大学をはじめとする合同研究チームが2025年12月に学術プラットフォーム「Leonardo」で発表した研究では、人間とミツバチがどちらも数学に関する同様の基本的理解を有することが示唆されている。これを礎にして、共通の理解が可能な言語を構築できるかもしれず、しかもその言語はエイリアンとのコミュニケーションにさえ役立つ可能性があるというのだ。
論文の共著者である豪モナシュ大学のエイドリアン・ダイアー氏は「ミツバチと人間は進化の過程で約6億年離れているため、私たちはきわめて異なる生理機能、脳の大きさ、文化を発達させてきました」と英紙「Daily Mail」に語る。
しかし、このような大きな違いがあるにもかかわらず、ミツバチにも人間と同じ数学的概念を学習する能力があるのだ。
今回、研究チームはミツバチのための数学のテスト(報酬は砂糖水)を開発・実施した。その結果、ミツバチは足し算と引き算、奇数と偶数の分類、さらには「ゼロ」を理解する能力を示したのだ。さらに、人間がアラビア数字を学ぶのと同じように、ミツバチは抽象的記号と数を結び付ける能力さえ有していたという。
このように異なる生物が人間と数学的概念を共有しているという事実は、数学がユニバーサルな共通言語になり得るという理論の裏付けにもなる。

数学がエイリアンとのコミュニケーションの基礎になるかもしれないという考えは、実は新しいものではない。
1977年に深宇宙に打ち上げられたボイジャー1号とボイジャー2号の宇宙探査機に装着した「ゴールデンレコード」のジャケットには、レコードの使い方や情報の再現方法などを地球外文明に説明するための数学的および物理的な図が刻まれていた。
ほかにも1974年にアレシボ電波メッセージを宇宙に向けて送信したとき、その内容には1から10までの数字と、DNAを構成する元素の原子番号を伝えるために並べられた1679個の0と1が含まれていた。
とはいえ当時の科学者たちは、エイリアンがこれらのメッセージを理解するのに十分な数学的概念をもっているかどうかについて確信がなかった。しかし今回の論文の中で、研究チームはミツバチから得た証拠は数学が真に普遍的であることを示していると主張する。そして、ミツバチを仮想エイリアンと設定することで、星間コミュニケーションの可能性が広がるというのだ。
「ミツバチに数学を解けることがわかったので、地球外知的生命体とコミュニケーションをとる方法を考えるための強固な基盤ができました」(ダイアー氏)

数学を基盤に生み出される普遍言語がどのようなものになるかについて、ダイアー氏は、われわれが日常的に使っている数学と非常に似ているかもしれないと語る。
「数学は複雑な問題をより効率的に伝えるために哲学者らによって最初に開発されましたが、実際にはすでに私たち人間が日常的に使用する言語となっています」(ダイアー氏)
はたして近い将来、人類は“宇宙共通語”を理解・運用できるようになるのだろうか。
「単純なレベルでは、バイナリコード化された情報となるでしょう。その後、私たち人間が多くの『小さな一歩』を経て言語を学ぶように、私たちはほかの種と共に学び、共通に理解される言語の枠組みを構築することになる」(ダイアー氏)
知的な地球外文明とのコミュニケーションを図るために、まずはミツバチとのコミュニケーションを模索し確立することになる。“未知との遭遇”に備えるこのきわめて興味深い研究の進展に期待したい。
仲田しんじ
場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター https://twitter.com/nakata66shinji
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