アルゼンチンの防犯カメラに映り込んだ“突然消える男”の謎! 困惑する市当局が映像を公開

文=webムー編集部

関連キーワード:

    アルゼンチンの防犯カメラが捉えた、突然“消える”男――。 「この不可解な現象を説明できない」市当局が困惑とともに映像を公開!!

    追跡するカメラの前で忽然と消えた男

     アルゼンチン北部に位置するトゥクマン州バンダ・デル・リオ・サリ市。同市役所が設置した防犯カメラに、道を歩いていた男性が跡形もなく“消える”瞬間が収められた。

     突然全身が消えてしまったのは、8月22日の未明にアメリカ通りとベルグラノ通りの交差点を歩いていた男性だ。通常、この時間帯に外を歩く人物はほとんどいないことから、映像を監視していた職員は路上を横断する男性に注目していたという。

     監視カメラが追跡する中、黄色い建物の端を通り過ぎる男性――と次の瞬間、なんとその姿があっさりと消え去ってしまった! 市役所職員たちは皆一様に驚愕し、目の前で起こった光景に今でも困惑しているという。困り果てた当局が、広く市民から意見を募るために一般公開した映像を確認してみると、黄色い建物を通過するころから男性の姿が薄くなり始め、電信柱を通り過ぎた時には薄い影のような状態に。そして影すらも見えなくなり、最終的に男性は完全に姿を消している。

    映像は「改ざんされたものではない」

     映像を公開した当局は、「この不可解な現象を説明できない」と公式に認めた。カメラの光による影響も検討されたが、原因の特定までは至らなかったという。さらに、この映像が改ざんされたものではないということも断固として主張している。

     公開された映像は瞬く間に拡散し、「横のドアへ入ったのではないか」「カメラの不具合や、レンズに街灯の光が当たっただけでは」などの指摘も寄せられている。しかし、これが同州で初めて記録された「幽霊人間」ではないかと噂するの人も相次ぎ、議論は紛糾している。

     防犯カメラに映った人物が消えた事件といえば、今年2月にもイギリスで発生している。軒先に設置されたカメラが、まるで空気に溶けるように姿を消す女性の姿を捉えていたのだ。その際、女性の服装が明らかに古めかしかったことから、タイムトラベラーではないかとの考察もなされている。

     今回の映像に映っている男の服装には、一見したところ不可解な点は見られない。タイムトラベラーでないとしたら、1994年に超常現象研究者ドナ・ハイビーが着目して以来、現在も研究が続けられている、“意図せず”透明人間になってしまう現象「自発的無自覚不可視性(HSII)」の可能性も考えられるだろう。

     はたして男性はタイムトラベラーか、それともHSIIの決定的瞬間か、いや、そもそも人ではない“何か”だったのか――!? 謎は深まるばかりだ。

    【参考】
    https://www.lavoz.com.ar/viral/misterio-viral-camaras-de-seguridad-captan-a-un-hombre-espectro-desapareciendo-en-plena-calle

    webムー編集部

    関連記事

    おすすめ記事