売却中の物件で撮影された鮮明な幽霊写真！白髪で白装束の後ろ姿は何を訴えている!?

文＝webムー編集部

元住人の親族が気付いた“異様な３枚”

　不動産サイトに掲載された一軒の住宅が、思わぬ形で注目を集めている。米ニュージャージー州にあるその家の室内写真に、幽霊としか思えない存在がはっきりと写り込んでいたのだ。

　きっかけは、かつてこの家に住んでいた家族の親戚が、売り出し中の物件情報をたまたま目にしたことだった。懐かしさから写真を眺めていたところ、バーエリアを撮影した３枚の写真に、明らかに異様な存在が写っていることに気づいたという。

　最初の２枚には、バーの椅子に座る白い霧のような影が。そして続く３枚目では、肩までの白髪に白い服をまとった何者かの姿へと変化していた。まるで霧が形を整え、実体をもちはじめたかのような、無気味な連続性がある。

　この異変に驚いた発見者は、すぐに売却主である叔母に報告。しかし、なぜか写真を見せられるまで家族の誰一人としてこの写り込みに気づいていなかったという。また、「その家に住んでいた当時、幽霊や怪奇現象を感じたことは一切なかった」とも振り返っている。

　ネット上では、さっそくこの幽霊写真をめぐってさまざまな議論が巻き起こっている。カメラの不具合や、画像加工を疑う声も少なくない。「最近では、不動産の注目度を高めるために、奇妙な演出を写真に仕込む業者もいる」といった冷静な意見も見られた。

　しかし発見者はこうした疑惑を否定し、「現在の所有者や不動産業者がこれを偽造したとは考えにくい」と主張。「もしそうだとしたら、本気で売る気がなかったのでは？」と、皮肉交じりに語っている。

　こうした幽霊が写真や映像に捉えられた例は、近年いくつか報告されている。

　たとえば2022年、米ペンシルベニア州の民家では、深夜にキッチンの方から響く重い足音を聞いたアマンダ・ピット氏が、防犯カメラを確認。そこには両手に何かを抱え、不気味な笑みを浮かべているような見知らぬ人物の姿がはっきりと映っていた。

　2024年には、南米アルゼンチンで撮影された動画が話題に。若者たちがダイニングで食事を楽しむなか、開け放たれた扉の奥――プールサイドに、じっとこちらを見つめる黒髪の女性らしき影が佇んでいたという。

　もっとも、これらの現象はいずれも個人によって撮影されたものだ。不動産の公式広告写真に幽霊が登場するというのは、あまりに大胆で極めて珍しいケースだろう。だからこそ今回の一件を「本物ではないか」と信じる声は、今も後を絶たない。

webムー編集部