「姉に火の中へ突き落とされた」鮮明な前世記憶を語った少女の謎!

文=webムー編集部

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    真っ赤な髪を持って生まれ、眠ることを恐れる少女に隠されていた秘密──。睡眠障害の原因は、火の中に突き落とされた「前世の記憶」にあった!?

    家族の名前や死の状況まで克明に残っていた記憶

     世界中で確認されている、前世の記憶をもつ子どもたちの存在。米カリフォルニア州サンディエゴの女性が語った、自身の娘にまつわる衝撃的なエピソードが大きな注目を集めている。

     英紙「Daily Star」によると、渦中の人となったのはアンジェラさんとキンバリーさん母娘。ドキュメンタリー番組『The Ghost Inside My Child(邦題:死者の記憶をもつ子供たち)』に出演したアンジェラさんいわく、娘のキンバリーさんは鮮やかな赤い髪色で生まれ、出生後4日間は眠ろうとせず泣き続けたという。さらに、幼い頃から並外れた共感力を発揮し、自分の手に負えない状況に陥ると不安になることが多かったと説明した。

     娘の睡眠障害は「敏感な性格」が原因ではないかと疑っていたアンジェラさんだが、やがて驚くべき光景を目の当たりにする。(周囲に誰もいないにもかかわらず)誰かと会話している様子のキンバリーさんに声をかけたところ、存在しない“姉”と話していたと答えたのだ。

     不安を覚えたアンジェラさんは小児科医を訪ねるも、医師は「知性の表れ」「想像力が豊かなだけ」と取り合わない。しかし、娘に対して“姉”に関する質問を続けたところ、「名前はサラ。彼女は申し訳なく思っているから、私と一緒に遊ぶのが好きなの」「彼女は私を火の中に突き落として殺した。でもそれは事故で、サラは本当に申し訳なく思っているの」と説明したというのだ。

    アンジェラさんとキンバリーさん 画像は「LMN」より引用

     キンバリーさんの前世記憶はそれだけではなかった。彼女の前世は、1860年から1870年まで英リバプールで暮らしていた「クリスティーナ」という名の少女だった。商人の父、母親のアンナ、サラとともに小さな家の藁のベッドで寝る貧しい暮らしを送っていたという。しかし、家族全員が就寝していたある日、ストーブから出火。サラは落下してきた梁からクリスティーナを助けようと体を強く押したのだが、結果として妹を火の中に突き落とすことになってしまったようだ。

    聖ミカエルに助けを求めた親子

    アンジェラさん 画像は「LMN」より引用

     キンバリーさんの話を聞き、娘の不可解な言動や症状に「すべて納得がいきました」と語ったアンジェラさん。番組には、現在21歳となったキンバリーさんも出演しているが、前世で若くして命を落としたショッキングな瞬間のことが心の中から一向に消えず、「今世でもずっと睡眠障害を抱えているような気がする」と明かしている。成長とともにサラの姿は見えなくなったものの、今でも彼女の存在を感じるという。

     アンジェラさんとキンバリーさんは番組出演中に聖ミカエルに助けを求め、サラがキンバリーさんから離れて安寧を見つけられるよう導いてほしいと依頼。天使に最も近いとされる聖人が平穏に2人を断ち切ってくれることを望み、アンジェラさんは「キンバリーが今生をやり直し、サラが次の人生に進むことができるよう願っています」と語った。

    アンジェラさん 画像は「LMN」より引用

     これまでにも「海に沈んだ古代都市で暮らしていた前世記憶をもつ少女」や、「170年前のスペインで生きた前世記憶を持つ少女」を紹介してきたが、いずれのケースも当事者は極めて鮮明な記憶をもっており、後に彼らの話が真実であったことが証明されている。今回のケースでも、追跡調査でまだまだ驚くべき展開が待ち受けている可能性は十分にあるだろう。

     現在、キンバリーさんは美容学校に通う計画を立て、今世で自分の将来を築くための一歩を踏み出しているそうだ。彼女が前世の不幸を乗り越え、今世を謳歌できることを祈りたい。

    【参考】
    https://www.dailystar.co.uk/news/weird-news/my-sister-accidentally-killed-pushing-34863021

    webムー編集部

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