アルゼンチンで伝説の怪光「ルス・マラ」激撮!? 目撃者を襲う“死者の魂”に戦慄!

文=webムー編集部

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    アルゼンチンで語り継がれる無気味な怪光「ルス・マラ(Luz Mala)」の撮影に成功か!? 車で夜道を走行していた女性たちに、得体の知れない“光の球”が接近してきた!

    走行中の車に迫りくる謎の光球

     アルゼンチンからなんとも奇怪なニュースが飛びこんできた。車で移動中の女性たちが謎の光球に遭遇し、同国をはじめとする南米諸国に伝わる“悪い光”を意味する怪光「ルス・マラ」ではないかと騒がれているのだ。

     現地メディアが報じた内容によると、2人の女性が怪光を目撃したのは先月のこと。サンティアゴ・デル・エステロ市郊外の人里離れた道路を、祖父母宅に向かって車で移動していた時だったいう。奇妙な光は数キロメートルにわたって空中を浮遊し、その後、暗闇の中に消えていったと目撃者のひとりが証言した。

     今回のニュースで注目すべきは、目撃者が怪光を撮影することに成功していた点だ。問題の映像では、(夜間ということもあって)ヘッドライトが照らす範囲しか周囲の状況は見えない。しかし、柵沿いの道路を走行している間、前方に不可解な光球がずっと浮かんでおり、車を停めても近くに浮遊し続けている。

     目撃者は「邪悪な光が私たちを追いかけてきました」と語っており、実際に再び車を走らせると背後から光球が迫ってくるようにも見える。明らかに光球のサイズが大きくなっており、木立の影に隠れたのか自ら明滅しているのか、時折光が消える場面もあった。

    「それが冗談ではないことに気づき、怖くなった」という言葉からも、異常な状況が伝わってくる。2人の女性にとって、よほど緊張を強いられる出来事だったようだ。

     アルゼンチンといえば、UFOやUMAなど超常現象の多発国として注目が高まっている国。UFOやオーブの可能性も捨てきれないが、ネット上では伝説の「ルス・マラ」ではないかと訴える声が多い。「父は田舎に住んでいて、ルス・マラを見たとよく言っていた」という証言が寄せられる一方、「おそらくトラックのLEDライトだろう。怖がることはない」と否定的な見解もみられた。

    ルス・マラの正体は「苦しむ魂」か

     アルゼンチンの民間伝承によると、ルス・マラの正体はキリスト教の埋葬を受けなかった“不吉な霊”や“苦しむ魂”とされている。また、動かずにいることもあれば、恐怖に怯える目撃者を猛スピードで追いかけるという話も。まさに今回の出来事と重なるではないか。

    画像は「YouTube」より引用

     ただ、現代の科学的観点からルス・マラは超常現象ではないとする意見もある。地面に埋もれた有機物の分解によって生じる「燐光」や、雷雨時に発生する「球電」と関連付けられることもあるという。他にも、野原で死んだ牛の骨に月光が当たっだけの結果であり、現場に近づくと動物が死んでいることから“不吉なイメージ”が生まれたという説もある。

     否定的な考察もあるが、今回の一件で目撃者の女性たちが恐怖を感じたのは事実。ルス・マラの謎が完全解明される日は、果たしてやってくるのだろうか。

    【参考】
    https://www.colombia.com/paranormal/noticias/joven-asegura-haber-grabado-una-criatura-misteriosa-en-un-camino-solitario-511086

    webムー編集部

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