50年前のUFO目撃体験をイギリス人男性が告白! SF小説と一致する円錐型飛行物体の衝撃記憶
とあるイギリス人男性が告白した、50年前のUFO目撃体験。貴重な証言にもかかわらず、これまで口を閉ざしてきた理由とはいったい──。
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1945年、世界初の核実験がおこなわれた現場で、ほぼ時を同じくして、奇怪なUFO墜落事件が起きていた。UFOのパーツを持ち帰った事件の当事者がメディアの前で語った!
1945年7月にアメリカ・ニューメキシコ州の砂漠地帯で行われた世界初の核実験「トリニティ実験」。その1か月後の8月に実験場付近にUFOが墜落し、軍によって回収された事件は「サンアントニオUFO墜落事件」と呼ばれる。この一件は、付近で牧場を営む先住民一族の少年ホセ・パディラ(当時9歳)と友人のレミ・バッカ(当時7歳)によって目撃されていた。そして今、米大手放送局CBSが高齢者となったパディラ氏へのインタビューを公開し、事件が再び大きな注目を集めているようだ。
事件発生時、核実験場から約20km離れた砂漠で乗馬をしていた9歳のパディラ氏。突如として周囲に衝撃音が響きわたったことから、軍による爆弾実験を疑った。ところが、友人は「爆弾じゃない。地面から煙が出ている」と言う。そして、友人が指差す方向を見ると、なんと墜落したと思しき“アボカド型のUFO”から煙が立ち上っていたのだ。
その直後、パディーヤ氏はさらに驚くべき光景を目撃する。なんと、アボカド型UFOから搭乗員としか思えない3体のエイリアンが現れ、周囲をぐるぐる走り始めたという。当時を振り返り、パディラ氏は「UFOは私の父の牧場に墜落した。そして彼らは助けを必要としていた」と語っている。
その後、墜落した機体は軍が撤去することになり、パディラ氏はUFOに近づかないよう厳重に警告を受けていたそうだ。しかし、好奇心旺盛だった彼は近くの尾根から撤去作業を観察しつつ、兵士たちが休憩している最中に機体に侵入。(すでに異星人の姿は見えなくなっていたが)機内から“記念品”を持ち帰ることに成功したという。それが、ダイヤルのような謎の部品だった。真上から見ると、時計の長針・短針が6時を指したような形状で、軸の部分に向かって厚みがある。一方で、左右が非対称の作りになっているのも特徴だ。
パディラ氏の証言の信憑性を問う上で重要になるのが、2012年にUFO研究者でジャーナリストのパオラ・ハリス氏がおこなった調査だ。ハリス氏は、事件発生時に現場付近を飛行していたという航空機のパイロット、ウィリアム・ブロフィ氏の息子と接触することに成功。ブロフィ氏が「馬に乗った2人の少年を見た」と語っていた事実を引き出した。つまり、パディラ氏と友人の証言に偽りがない可能性が極めて高いということだ。
さらに、パディラ氏がUFOから持ち去った謎のパーツは、2015年に化学検査研究所のフロンティア・アナリシス氏によって詳しく調査が行われた。その結果、UFOのパーツはシリコンや銅が混ざったアルミニウムであることが判明。報告書にはエンジンの部品によく使用される材質である旨が記載された。ただし、報告書ではこれが「地球外起源である可能性も排除しきれない」としている。
現在、カリフォルニア州ロサンゼルス在住のパディラ氏。「このパーツが一体なんなのか、誰も知らないのだ」と当時をしみじみと振り返りながら語っている。発生から半世紀以上の時を経た2003年になって発覚したサンアントニオUFO墜落事件だが、広く人々に知られるようになったのは2021年以降のこと。今回、すでに高齢とはいえ存命の当事者がメディアに登場したことの意義は極めて大きい。事件に注目が集まることで、さらに新たな情報が集まる可能性もあるだろう。はたして、彼が見たものはなんだったのか? それらは軍に回収され、どうなったのか? さらに核実験場との関係は? 今後の展開から目が離せない。
webムー編集部
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