「2027年に異星人の存在が公表される」元CIA職員ジョン・ラミレスが激白! 2017年に決まっていた情報公開が迫る/宇佐和通
CIAの中枢にいた男が、UFOに関して積極的な情報発信を続けている。曰く、今から4年後に「あらゆる情報が明かされる」というのだが……!?
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都市伝説リサーチャーの宇佐和通氏が、2023年のUFOニュースを振り返る。
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今年の漢字一文字風に表すなら、2023年のUFO界は「開」あるいは「示」の年だったと思う。2021年から続くアメリカのUFO情報開示に流れで、2023年7月に議会主催の公聴会が開催された。元米情報局員のデビッド・グラッシュ氏が出席し、UAPの存在を確信するスタンスを示した。時を同じくして国防省が「AARO(全領域異常解決局)」を立ち上げた。“全領域”という言い方にはいわゆるUSO=未確認潜水物体も含めて奇妙な物体を包括的に取り扱うという姿勢が感じられる。UAPという言葉もさまざまなシーンで普通に使われるようになってきているのが事実だ。
米政府はUFO情報隠ぺい 元情報局員、公聴会で証言
https://www.afpbb.com/articles/-/3474415
上記に続く話題。デビッド・グラッシュの証言内容は、公開されている部分でも「Non-human」=人間ではないという言葉が何回も出てきている。特に驚いたのは、輝かしい軍歴を持つグラッシュがあれだけの内容を宣誓証言したという事実にほかならない。この公聴会によって得をした人間、損をした人間の割合はどのくらいになるのだろう、なんてことまで考えてしまう。
そして、公聴会を成功させた一番の要因は超党派的に行動する両院のディスクロージャー(情報公開)派の議員の努力にほかならない。彼らには何らかの形でノウハウの蓄積ができたはずだ。実務的なジャンルなら国家安全保障、ムー的なジャンルならエイリアンの死体や地球製UFOなど、2023年の流れで蓄積されたノウハウが活かされていくシーンを今後に期待する。
ハーバード大学の宇宙物理学者アヴィ・ローブ教授が、2014年にパプア・ニューギニアのマヌス島沖に落下した隕石に分析を加え、驚愕の事実を発表した。隕石の破片に小さな金属球が含まれていたのだが、これが人工的に作られた物体である可能性、さらに地球上の組成ではない可能性が浮上した。ローブ教授は太平洋の海底で700個以上の金属球を発見しているが、すべてが太陽系外から飛来したものであると断言した。教授は金属球に関する論文も書いており、次のような記述がある。
「この隕石が地球とは完全にことなる組成のマグマの中で生成された岩石である可能性があり、鉄分が豊富な核の部分と、太陽系外由来である可能性が高い物質で外部が覆われている」
ローブ博士が発見・回収した金属球の第一の特徴は、太陽系惑星で生成されたものとは異なる組成ということになる。この指摘がハーバード大学の博士によって示されたこともかなり異質だ。
アメリカに対抗するかの勢いでメキシコ議会でも2回にわたって「UFO公聴会」が開催された。エイリアンのミイラが公開されたニュースは日本でも報道されたが、記憶にとどめておくべき出来事だと思う。すべてを取り仕切ったのは中南米UFOリサーチ界の大物、ハイメ・マウサン氏だ。
さまざまな意味で注目されたのは、9月に行われた第1回の公聴会で公開されたエイリアンのミイラ。実物を見たわけではないので強くは言えないのだけれど、質感がどうしても紙粘土みたいに思えて仕方がないのは筆者だけではないはずだ。
マウサン氏は11月に入って2回目の公聴会を開催した。しかもこのときは、ミイラのCT映像をはじめとするデータ面の充実が見られた。マウサン氏が自ら組織したメディカル・チームの医師たちも「地球人類とエイリアンのハイブリッド生物」といったニュアンスの意見を述べていたのが印象的だった。
しかし、そもそもミイラが見つかったのはペルー。それを国外に運び出してメキシコまで持ってきて、分析をかけて議会で公開したのはマウサン氏。さすが中南米UFOリサーチ界のドンだ。
2023年1月に公開されたビデオに写っていたのは、銀玉型あるいはオーブ型という言葉で形容される未確認飛行物体。場所はイラクのモスル上空とされ、紛争地域の上空で奇妙な飛行物体が撮影された例として知られることになった。
撮影時期は2016年4月ということだが、バージニア州のラングレー・ユーティス統合基地で6年以上にわたる検証が加えられ、結局正体がわからないまま公開に至ったという経緯がある。公開された媒体は、UFOリサーチャー/ジャーナリストとして知られるジェレミー・コーベルとジョージ・ナップのポッドキャスト「weaponized」。ちなみに、ナップ氏はデビッド・グラッシュが証言を行った公聴会にも出席し、グラッシュのすぐ後ろに座っていた。
自宅にちょっとしたスペースの裏庭があって、そこにUFOが着陸して、中からエイリアンが出てきたらびっくりしますよね? まさにそういう展開のお話。4月30日に事件が起きたのは、ラスベガスの住宅地にある家。この家に住む家族が「裏庭にUFOが着陸し、中から身長3メートルくらいのエイリアンが出てきた」ことを世界に向けて発信した。
“乗組員”の姿も目撃したというこのケースはあまりにもショッキングだったため、現場に急行するリサーチャーたちも少なくなかった。ダグ・ポッパという地元のリサーチャーがいちはやく家族とコンタクトし、インタビューに成功した。家族の面々に別々に話を聞いたところ、証言内容は一貫していたようだ。SNSやマスコミから3週間にわたって注目を浴び続けていたのだから、嘘をついているのなら誰かが折れたはずというのがポッパの読み。
最新情報としては、あまりの騒ぎになってしまったため、家族は誰もが「もう放っておいてほしい」ということになっているらしい。マスコミ関係者に「しつこくすると撃つぞ」と恫喝したこともあったという。
宇佐和通
翻訳家、作家、都市伝説研究家。海外情報に通じ、並木伸一郎氏のバディとしてロズウェルをはじめ現地取材にも参加している。
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