70年前に封印された「ボーイスカウト隊長UFO事件」とは!? 米軍公式調査や明確な物証が隠蔽された不可解な事例
負傷者を伴うショッキングな出来事であるにもかかわらず、あまり知られていないUFO事件がある。1952年8月に米フロリダ州で起きた「ボーイスカウト隊長UFO事件」もまたそうした不可解な顛末を辿った事件の
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オカナガン湖で奇妙な物体で2本の角を生やした謎の生物が撮影された。その正体は、同湖に潜む伝説のUMAオゴポゴなのか!? 三上編集長がMUTubeで解説。
カナダ南西部、ブリテイッシュコロンビア州のオカナガン湖には、UMA「オゴポゴ」が生息している。
古来、先住民はその怪生物を「ナイタカ」と呼び、湖を守る精霊と崇め、動物の生け贄を捧げていた。19世紀後半に同地域に入植した白人たちも怪物に遭遇。20世紀に入ると、当時人気のあった歌の歌詞から「オゴポゴ」と名づけられ、目撃は今も続いている。
オゴポゴは、全長6~15メートル。細長い体で、頭部はウマやヤギに似ており、2本の角が生えている。体を上下にくねらせて泳ぐという。
そのオゴポゴの驚きの目撃事件が昨年10月15日に起こった。湖に浮かぶヨット上から、水面近くまで浮上したオゴポゴの顔と思われる奇妙な物体が目撃され、写真も撮影されたのである。
人間が、湖や海に潜む水棲UMAと接近遭遇し、その顔の撮影に成功することはきわめて稀だ。今回撮影された写真がオゴポゴの顔だとすれば初の快挙である。
目撃したのは、オカナガン湖の東に広がるケロウナ市に住むデールとコリーンのハンチャー夫妻と、友人のマーナ・ジャーメイン・ブラウンさんだ。
季節外れの暖かさだったその日、デールさんは女性ふたりをヨットに乗せ、セーリングを楽しんでいた。
すると、水面近くを浮遊する大きな褐色の物体に気づいた。
デールさんはヨットを止め、ふたりに「今のあれ、何だと思う?」と尋ねたが、わからない。
「ボートが衝突したときに危険が及ぶ物体なら、連絡する必要があるので戻って確認してみよう」
そうふたりに話したデールさんは、コリーンさんに写真を撮る準備をするように告げ、ヨットの向きを変えて引き返していった。こうして物体に約3メートルまで近づいたという。
コリーンさんがスマホで写真を撮り、物体が、危険性のある産業廃棄物などではないと判断したデールさんは、その場を後にしたそうだ。
帰宅後、ハンチャー夫妻は、写真をパソコンで拡大して見てみたが、2本の角を生やした動物の頭部のように見える物体の正体はわからない。
デールさんはいろいろと調べ、流木、チョウザメ、逆さまになって漂っていたシカの死体など、さまざまな可能性を考えたが、どれも納得がいかなかった。
そこでグローバルニュースに連絡すると、10月19日に大きく報じられた。グローバルニュースは、アメリカのウィスコンシン州を拠点に超常現象を検証しているアダム・ベネディクト氏に見解を求めた。すると彼は「潜水した水鳥」説を主張。角に見える2本の突起物は水鳥の脚だというのだ。
確かに、オカナガン湖には、餌の貝を採取するために1分近く潜ることもあるスズガモが生息している。スズガモは、オスで全長約46センチ、メスは約43センチ。翼開長は74~80センチ。オスは黒と白の2色模様だが、メスは物体と同じで褐色だ。
ネット上では、UMAの存在に懐疑的な人々は水鳥説を指示したようだが、「写真の物体はどうやっても鳥には見えない」との意見もかなり多く、目撃状況からも「潜水した水鳥」説は否定されるようだ。
ヨットに乗っていたデールさんたちは、最初に水中の物体に気づいたとき、そばを通り過ぎた。直後にヨットの向きを変え、再度近づいて物体を観察し、写真を撮影した。そうして現場を後にしたわけだが、3人はその後もあたりをずっと見ていたという。
この間、数分が過ぎていたことは明白で、鳥なら一度は浮上したはずだ。また、デールさんは、オカナガン湖のマリーナにヨットを係留しており、セーリングが趣味だ。スズガモは見慣れており、見間違えるとは思えない。
さらにデールさんは、グローバルニュースの記者に、角のような2本の突起物は90センチほど離れて付いていたと話している。大きさからもスズガモではあり得ないのだ。
この不思議な物体は、残念ながら正体は不明のままだ。しかし、UMA“オゴポゴ”に新たな神秘性を加えたことは間違いないだろう。
(文=山口直樹)
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