蛇神トウビョウ探訪記 古代出雲の龍蛇様を継ぐ憑き物/高橋御山人
独特な形状と生態から、忌避されつつも神聖視され「神」と崇められさえした、蛇。そんな蛇神の一種であるトウビョウは、ある地域では恐怖の対象とされたが、本来はまったく異なる性質のものだった可能性がみえてきた
記事を読む
イラクの地下で眠る巨人の目覚めは近いのか――。スピリチュアルグループによれば、巨人が目覚めた時、地球上でまったく新しい時代の幕が開けるという。
オルタナティブメディア「ExoPolitics.org」を主宰するマイケル・サラ博士から、またしてもセンセーショナルな報告が届けられている。イラクで眠っている巨人の目覚めが近いというのである。
多くの支持を集めているスピリチュアル的な解釈において、古代の地球で人類と文明を創生したのは地球外先進文明の一種族、「アヌンナキ」とされる。その後、地球上ではアヌンナキの2大派閥が対立して内戦になり、地球の支配権を握ったのは「エンリル(Enlil)」で、地球を追われたのが「エンキ(Enki)」であると説明されている。
以降、長きにわたり地球を牛耳ってきたエンリルだったが、現在は急速に力を落としており、それに伴いエンキが地球へ帰還するのではないかという機運が高まっているようだ。
こうした宇宙レベルの外交政策を注意深く見つめている勢力が、木星の第3衛星ガニメデに拠点を構える「銀河連合(intergalactic confederation)」である。
この銀河連合の司令官であるソー・ハンによれば、実は地球上にはエンキの巨人が人知れぬ場所で眠っており、エンキの王子「イア」が地球に帰還する時を待っているという。
巨人たちが眠っている場所については、当然ながらエンリル閥には知られたくないため極秘にされてきたのだが、最近になって米フロリダ州のある洞窟の奥深くと、大西洋のバミューダトライアングル海域内にある「スペースアーク」と呼ばれる古代海底都市に“眠れる巨人”が安置されていることがリークされている。
そして、フロリダの地底には眠れる巨人のほかにも「生命の樹(ツリー・オフ・ライフ)」も生えており、この生命の樹の種を使ったある儀式で、巨人たちが目覚めると共に、スペースアークも起動するのだという。つまりこの時、一度は地球を追われたエンキ閥が復活するというわけだ。
そして今回、マイケル・サラ博士の情報源の1人であるJPと呼ばれる米陸軍兵士の報告によれば、眠れる巨人がいる場所がもう1つ特定されたという。それはイラクのカーディーシーヤ県アファクに近い場所で、座標は「32°07′35″N 45°14′0″E」である。
この地は、皮肉にもシュメール文明において「嵐の神」とされるエンリル崇拝の中心地だった古代メソポタミアの都市ニップル(Nippur)に隣接している。
では、なぜ敵対するエンリル閥のメッカに近い場所で巨人が眠っているのか?
前出のソー・ハンによれば、このイラクの巨人は「アルナ」という名前で、元はエンリルに仕えていた先端工芸の主任技術者であったという。しかし、アルナはある時期にエンキの大義に賛同し、エンリル閥を抜けてエンキ閥に加わったとのことだ。
そして元々エンリル閥の古代の軍事拠点であったこの一帯には「スターゲイト」や宇宙港もあるなど、目覚めを待つアルナと共に極めて重要な技術がここに保存されているのだという。
また、他にもまだ4体の巨人が世界のどこかで「ステイシスチャンバー(stasis chamber)」と呼ばれるコールドスリープ装置の中で眠っており、JPによればエンキの王子イアが地球に帰還した暁には、フロリダの地下にある生命の樹の種が最初にイラクに持ち込まれて儀式が行われ、その後に7人の巨人が相次いで目覚めるということだ。
巨人たちだけではない。「エンキの帰還」によって一度はエンリルによって破壊された人間の遺伝子の「アダムのDNA」が修復され、これまで抑制されていた人間の能力が飛躍的にアップグレードすることになるともいわれいる。
人類創世の神話にも通じる壮大なストーリーで語られる7人の“眠れる巨人”だが、「エンキの帰還」がもうすぐそこにまで迫っているとすれば、今を生きる我々は人類史レベルのエポックメイキングを目撃、体験することになるのかもしれない。
仲田しんじ
場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター https://twitter.com/nakata66shinji
関連記事
蛇神トウビョウ探訪記 古代出雲の龍蛇様を継ぐ憑き物/高橋御山人
独特な形状と生態から、忌避されつつも神聖視され「神」と崇められさえした、蛇。そんな蛇神の一種であるトウビョウは、ある地域では恐怖の対象とされたが、本来はまったく異なる性質のものだった可能性がみえてきた
記事を読む
マンデラ効果か!? 幻のドラマ「キャンドル・コーヴ」の記憶/宇佐和通
多くの人に語られつつも存在が確認されない、幻のテレビドラマがある。マンデラ効果(マンデラエフェクト)に飲み込まれた作品なのか、それとも…?
記事を読む
見てはいけない神々をいかに描くか? 江戸・明治の神話絵巻に見る「日本の神さま」/鹿角崇彦
「神々の描き方」は昔から不変ではなく、時代によってさまざまに変化してきた。江戸、明治から現在にいたる神々の姿を縦覧することで、その豊かなイマジネーションの世界を追体験してみよう。
記事を読む
そこにないはずの、色の怪奇 宜月裕斗「病院の赤と黒」怪談/吉田悠軌・怪談連鎖
ふたつの病院でささやかれた別々の怪談に、なぜか不思議な共通点が見え隠れする。生と死が交差する病院という場所では、時空を超えて怪異も連鎖していくのだろうか。
記事を読む
おすすめ記事