ロシアの謎の短波放送「ザ・ブザー(UVB-76)」に異変! 無気味な暗号の連続送信は緊急事態の前兆か!?
謎のブザー音を放送し続けるロシアの短波ラジオ放送「UVB-76」が、連続して暗号メッセージを発信したという――これは偶然か、それとも不吉な予兆なのか!?
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イエス・キリストがバプテスマを受けてから2000年の節目に何が起こるのか!? 月刊ムーの特集記事を三上編集長が解説。
多くの識者が、今年2025年は、時代の大転換期にさしかかっていると感じている。とりわけ、よくも悪くも「型破りな」トランプ米大統領の登場により、すでに世界は混乱しはじめている。またロシア、ウクライナ、イスラエルと、争いは絶えない。世界の今後はいったいどうなるのか。
じつは2025年は、イエス・キリストが「公生涯」に入ったときから、ほぼ2000年後にあたる年である。2000年はひとつの大きなサイクルで、「時代の大きな転換期」が巡ってくるときだ。
たとえば『聖書』を文字通りに読めば、アダムからアブラハムまでが約2000年。アブラハムからイエスまでが約2000年。そしてイエスから現代までが約2000年である。
初期のキリスト教文書にも、その思想が見られる。アダムからアブラハムまでが2000年、アブラハムからイエスまで2000年であったように、イエス以後の教会時代も約2000年続いて、計6000年。
そのあとに「患難時代」「イエスの再臨」があって、歴史は建て直され、キリストによる「至福の1000年王国」が来るという。6000年と最後の1000年で、計7000年である。
かつて神が6日間の創造のあと、7日目(土曜日)を休まれたのと同様に、6000年の歴史のあとに1000年の安息と至福の時代が来る。
神にとっては「千年は一日のようであり、一日は千年のよう」(『聖書』)だから、神の1日は人間の歴史の1000年に相当するのだろう。
歴史の各2000年においては、いずれも「発展→全盛→ 堕落→審判期→回復期」といったパターンが見られた。それが繰り返され、最後に第7000年期=1000年王国がある。
だから今の時代は、1週間(日曜〜土曜)でいうと金曜の夕方のようなものだ。イエスは金曜の夕方に十字架の死を遂げた。そのあとに来る週末が、世の終末と1000年王国である。
ときに「イエス・キリストって本当にいたの?」と問う方がいるが、彼の実在は、単に『新約聖書』に記されているだけではない。西暦1世紀のユダヤ人歴史家、有名なヨセフスなども、当時イエスによってユダヤ人やローマ帝国内に大きな動きが見られたことを、書き残している。
そのイエスの公生涯の開始から、ほぼ2000年後にあたるこのときは、時代の大きな転換期となるのは間違いないだろう。それだけでなく、これは「世界の最終段階」の始まりのとき=「終わりの始まり」のときになるとしても、決して不思議ではない。
その最終段階のときとは、いったいどのようなことだろうか?
まずイエス降誕(誕生)の年や、公生涯開始の年がいつだったかという点について、検証しておこう。もともと「西暦」は、イエス降誕を「紀元前1年12月25日」とし、その後イエスが生後8日目の割礼を受けた日を「西暦1年1月1日」としたものだった(6世紀に制定)。
ところがそのあと、計算に間違いがあることが判明した。
福音書に出てくる「赤子イエスの殺害を計ったヘロデ大王」が紀元前4年に死んでいることが、考古学的に明らかになった。だから降誕は紀元前1年ではありえない。ヘロデの死=紀元前4年よりも前のはずである。現在多くの学者は、イエス降誕は紀元前6〜紀元前4年ごろであろうと考えている。
福音書はイエス誕生の際、空に不思議な「星」が現れたと記す。それはいつのことなのか。じつは古代中国の記録に、興味深い記述がある。
「建平2年2月(紀元前5年3月9日〜4月6日)に、彗星が非常な明るさで70日あまり出現した。いい伝えによると彗星の出現は、新旧の交代を意味している。……また彗星の出現が長いのは、事の重大さを表している」(『漢書』「天文志」第26)
古代中国人はこれを「彗星」と思ったようだが、彗星は尾を引くので方角を指し示す。この星の出現がもしイエス誕生の際に見られた星であるなら、イエス誕生は紀元前5年ということになる(他の説もある)。
福音書によると、イエスは「年およそ30歳」のときにバプテスマのヨハネから洗礼を受け、公生涯に入って「神の国の福音」の伝道を開始した。だからイエスが公生涯に入った30歳のころといえば、1〜2年の誤差はあるかもしれないが、西暦25年ごろになる。
イエスはそののち3年半の公生涯を経て、春に十字架の死を遂げたので、公生涯入りは西暦25年の秋だったろう。それからちょうど2000年後が、今年2025年なのだ。
これからいったい、どのようなことが世界に起きてくるのか?
それに関してもっとも大きな示唆を与えてくれるのが、『聖書』の終末預言である。本稿ではそれをひもときながら、世界情勢が今後どのような方向に向かっていくのか見ていきたい。
(文=久保有政)
続きは本誌(電子版)で。
webムー編集部
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