CIAが50年にわたり封印した予言書の存在が発覚! 世界の終焉を記した衝撃的内容とは!?
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米政府が自国民に対して生物兵器実験を行っていた!? CIAの極秘文書から、卑劣な極秘実験(目に見えない第三次世界大戦)の実態が判明した!
第二次世界大戦が終結してから80年。実はその間、CIA(米中央情報局)が「シースプレー作戦(見えない第三次世界大戦)」と呼ぶ計画を実行に移し、自国民を犠牲にしていた戦慄の事実が判明し、世界に衝撃が走っている。
英紙「Daily Mail」によると、最近になって機密解除された極秘文書は、1985年に調査ジャーナリストのウォルター・H・ボワート氏とリチャード・サットン氏が執筆したものだという。そこには、冷戦期に各国政府が用いた秘密の戦術のほか、1949年から1960年代にかけて、ニューヨークやカリフォルニアなどでCIAが展開した秘密実験の内容が記されていた。第二次世界大戦後の米国は核兵器以外の新兵器開発にも余念がなく、細菌・神経ガスに注目。極秘裏に自国民を被験者として「目に見えない第三次世界大戦」と呼ぶ実験を繰り返していたというのだ。
最も有名な例として挙げられているのが、1950年に海軍がサンフランシスコ空域に大量の細菌を散布したケース。米国の大都市がテロリストによる生物兵器攻撃に対して、どれほど脆弱であるかを知るために行われた実験といわれている。呼吸器系の問題や髄膜炎を引き起こす可能性のあるセラチア・マルセッセンス、免疫不全患者に致命的な影響を与える可能性のあるバチルス・アトロフェウスが使用され、当時は“無害”としながらも前立腺手術から回復中だった男性が死亡するに至った。
また、1979年にはサイエントロジー教会がCIAの極秘実験記録を入手していたという。同団体の主張によれば、(詳細な日時は不明だが)メリーランド州フォート・デトリックに保管されていた百日咳菌の標本を、CIAがフロリダ州のタンパ湾とセブリング付近に散布したという。1954年は百日咳の症例が399件(死亡者1人)だったが、1年後には1080件(死亡者12人)に急増していたことが医療記録から明らかになっている。当時のCIA広報担当者はコメントを拒んでいるが、症例数の推移をみる限り、団体の主張を簡単に否定することはできないだろう。
これら極秘文書に詳述されている「目に見えない戦争」の最後の記録は、CIAが「デビルホール」と呼ぶアラスカとハワイでの実験だ。アラスカではフォート・グリーリー基地近くのテスト場で神経ガスVXが散布されたが、実験には軍服を着たマネキンや軍用トラックが使用されたという。
一方、ハワイの実験では、島の施設に対する生物兵器攻撃をシミュレートするため、「Bacillus globigii(バチルス・グロビジイ)」という細菌を散布。当時は無害だと考えられていたものの、実験後に免疫力が弱っている人に感染症を引き起こす可能性があることを研究者たちが突き止めていた。
アメリカは1960年代後半に生物兵器計画を放棄。また、国防総省は2002年に初めて、1960年代の実験の一部で“無害な代用品”ではなく、本物の化学兵器や生物兵器が使用されていたことを認めている。アメリカが描いたような「目に見えない戦争」が、現在も裏側で進行していないことを祈るばかりだ。
webムー編集部
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