50年前のUFO目撃体験をイギリス人男性が告白! SF小説と一致する円錐型飛行物体の衝撃記憶
とあるイギリス人男性が告白した、50年前のUFO目撃体験。貴重な証言にもかかわらず、これまで口を閉ざしてきた理由とはいったい──。
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一説によれば、イギリス王室には超常現象やUFOに関する秘密のアーカイブがあり、その文書量はバチカン図書館に匹敵するほどだという。そして故エリベス女王の夫、故フィリップ殿下にはエイリアンと会う予定があったというのだ――。
故エリザベス女王の夫で、2021年に99歳で亡くなったフィリップ殿下は、UFO現象に強い関心を持っていたといわれている。そもそもイギリス王室には、古来よりUFOとエイリアンに関する秘密が集められ保管されているという。
9月20日からAmazon Primeで配信されている新たなドキュメンタリー『The King Of UFOs』によると、故フィリップ殿下と故エリザベス女王も、この興味深いテーマへの関心を探求する中で、UFO信奉者と何度もコミュニケーションを取っていたことが示唆されている。
その信奉者の1人にピーター・ホースリー卿がおり、彼は1954年にチェルシーの邸宅で「ヤヌス(Janus)」と呼ばれるエイリアンと面談したという。
ホースリー卿によれば、ヤヌスはこの世のものとは思えない霊妙な性質をもち、人間の心をすぐさま読み取ることができた。そして、ホースリー卿はヤヌスから空飛ぶ円盤に関する情報をいくつか聞き出すことができたのだった。
この時、ヤヌスはフィリップ殿下との面談を望み、ホースリー卿にセッティングを依頼した。ヤヌスはフィリップ殿下について偉大な先見の明のある人物であると讃え、実際に面談して殿下に直接「世界を救う必要がある」というメッセージを伝えたいというのである。
ホースリー卿はこの一件を直ちにフィリップ殿下に伝え、チェルシーの邸宅での面会が計画されたのだった。
しかし、この面会は行われなかった。
当時は米ソ冷戦下で、ヤヌスはエイリアンに偽装したロシアのスパイである可能性も否定できなかったことが理由の一つだが、それでもホースリー卿はヤヌスはこの世の人間ではないと固く信じていた。
ヤヌスが本当にロシアのスパイだったとしたら、彼はイギリス王室のUFO現象への関心を利用して殿下に近づこうとしていた可能性が高く、おそらく機密情報を聞き出すために接触を望んだのかもしれない。あるいは、暗殺計画の一部だった可能性もゼロとはいえない。もしもフィリップ殿下がヤヌスに会っていたら何が起きていたのだろうか。
ドキュメンタリーではイギリス王室とUFOとの驚くべき関係が取り沙汰されているのだが、現在の英国王であるチャールズ3世にまつわる話題もある。
1975年、チャールズ3世(当時は皇太子)がUFOの実験機を操縦したという噂が番組では検証されており、目撃者へのインタビューで彼らの体験が詳しく語られている。
カナダのサンディポイントで機密軍事プロジェクトに携わっていたある運転手は、チャールズ3世が自ら極秘の試作機を操縦するのを見たと語る。運転手によると、機体は電磁力で動いており、チャールズ3世は米バージニア州のNASAラングレー研究所まで機体を操縦して運ぶ3人のパイロットのうちの1人だったという。
彼はまた、この航空機は潜水可能で、1967年に近くで起きた有名な「シャグハーバーUFO事件」で目撃されたUFOと同じ機体だった可能性があるとも付け加えている。
「シャグハーバーUFO事件」は1967年10月4日の夜、ノバスコシア州の漁港・シャグハーバーで起きた多数の目撃者を伴うUFO墜落事件だが、ある目撃者によると港の沖に光を放つ大きな物体がしばらく浮いていたことが報告されている。このUFOと同じ機体をチャールズ3世が操縦していたのだろうか。
元警察官で現在は「グレートブリティッシュUFOラーニングセンター」のオーナー、ジョン・ハンソン氏は番組中で、「UFOは悪魔の起源であると宗教指導者から警告を受けた」と話し、またかつてフィリップ殿下とエリザベス女王と定期的に連絡を取り合っており、王室にはUFOや超常現象に関する文書と資料が集められた図書館があったことを暴露している。
ドキュメンタリーでは、若き日のチャールズ3世がUFOに興味を持っていたことを紹介する新聞記事も取り上げているが、王室にUFOアーカイブがあるとすれば興味を持つのもある意味では当然といえるかもしれない。
本作の監督兼脚本家のマーク・クリストファー・リー氏は、「イギリス王室はUFOに関する真実についてより深く知っているかもしれない」と指摘し、王室に対してそうした真実を国民に公開するよう求めるとともに、国民にはそれを知る権利があると力説する。
はたしてイギリス王室からUFOについての“真実”が明かされることがあるのか。「真実を知っている機関」としてイギリス王室を捉え直すことで、見えてくるものがあるのかもしれない。
【参考】
https://www.dailystar.co.uk/news/latest-news/king-charles-told-unveil-truth-33484035
仲田しんじ
場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター https://twitter.com/nakata66shinji
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