3000年前に巨人族が作った巨大石壺を現地調査! ラオス・ジャール平原の古代遺物
インドシナ半島の小国ラオスの中央部に広がる平原に、巨大な石の壺が散在している。巨人族によって造られたという巨大石壺の謎を追う。
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今でこそUMAの代表格としてネッシーに匹敵する知名度を誇るビッグフットだが、その歴史もまた驚くほど古い。140年以上前に発生した接近遭遇事件を解説!
近代国家の象徴たる「鉄道網」の整備は、山を切り開き、荒野をならし、巨大な鉄の塊である列車が大自然をぶち抜く光景を生み出した。そうなれば、当然、野生動物との衝突事故も起きてしまう。線路に飛び込んでくるのはシカやイノシシはもちろん、なんと未確認動物(UMA)まで……。
そう、まさに鉄道網が広がっていった1880年代のアメリカで、ビッグフットと列車の衝突事故が起きていたのだ――!
フランス在住のアメリカ人で著名な未確認動物学者のスコット・ホワイト氏は、米カリフォルニア州在住のリタ・スウィフトさんという名の女性が1945年に祖父から明かされたという“衝撃の体験談“について詳しく報告している。
1880年代、スウィフトさんの祖父はアメリカとカナダの国境を走る貨物列車の機関士として働いていた。ある夜、人里離れた場所を走行中に突然何かにぶつかる音がしたことから、列車を止めて周囲を確認。すると、大きく破損したカウキャッチャー(先頭車輌の前面下部に取り付けて大型動物と衝突した時のダメージを軽減させるガード)部分に“何か”がもたれかかっていた。
野生動物だろうかかと思ってランタンで照らしてみると、それは、一見したところ巨大なサルやゴリラのようでありながら根本的に異なる骨格をもつ正体不明の生物だった。
身長は約2.4m、体重は220kg以上で、目や歯は人間に似ているが大きい。全身を覆う体毛は茶褐色で太く、さらに性器からオスであることも確認された。おまけに周囲には信じられないほどの悪臭が漂っている。乗組員は6人がかりで謎の生物をフラット貨車に移すと、(最寄駅まで約2時間を要することから)自分たちでカウキャッチャーを修理することに決めた。
しばらくして、休憩中だった乗組員は周囲に広がる森から先住民らしき人々がこちらに忍び寄って来たことに気づく。ところが、その気配はすぐに消え去ってしまったという。そして無事に修理を終え、貨車の様子を改めて確認したところ、なんとそこに寝かせたはずの生物が姿をくらませていたのだった。
地面についた足跡から、先住民の男性が複数人で生物を貨車から引きずり下ろし、連れ去ったものと考えられたという。
なお、この祖父は現場に残された未確認動物の体毛を掻き集めて持ち帰り、知り合いの医者に鑑定を依頼したというが「サーカスから逃げ出した何らかの動物だろう」と言われ、本件はそれっきりとなったようだ。スウィフトさんは、「祖父は経験なメソジストで真実以外を語ることはなかった」と訴えている。
果たして、貨物列車と衝突したのは本物のビッグフットだったのか。もしそうだとしたら、先住民との関係は?
日本でも鉄道網が普及する明治時代、列車に化けた狸が本物の列車と衝突して事故を起こすという「偽汽車」事件が起きているが、スウィフトさんの祖父はまさに獣人を目撃しており、化けビッグフットだとしても謎が深い。140年以上の時を経て、ますます不可解なUMAの列車事故の記憶である。
webムー編集部
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