<目撃情報・体験談>歴史趣味のご縁? 鎧兜の姿で夢枕に現れた恩人

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◆リカにゃん

 歴史小説が好きな私は、26年前に知人の紹介で細川忠興とガラシャの次男、細川興秋から15代目の実業家について手記を書かせていただいたことがあります。

 ある日、夫の仕事の取引先の社長が癌になり、抗がん剤治療のために大学病院に入院されたので、夫と共にお見舞いに伺いました。その後、社長を退かれて、自宅療養をしていると年賀状を頂戴しました。
 その年賀状には「今は自宅で好きな歴史小説を読んでいます」とありました。
 歴史小説がお好きであると知った私はお世話になったお礼を込めて、自分が書いた手記をお送りしました。読んでいただけたかな?と思っていた私宛に社長の奥様からお礼状が届きました。

「昨日、主人は眠るように息を引き取りました。お通夜の枕元であなたの手記を読み聞かせました」

 私の手記が届いたその日に社長は亡くなられたのです。

 深い悲しみに暮れているある日の午後、ソファーに座っていた私は急に睡魔に襲われました。うとうとしていると玄関から廊下を「ドン、ドン」という何か重たい物を引きずるような音に気がつきました。
 なんと、私の目の前に鎧兜を纏った武将が現れたのです!
 さらに、兜を被った顔を見て私はびっくりしました。亡くなられた社長だったのです!
 武将は私の背後に周り、優しく抱き包むようにして姿を消しました。

 ハッと我に返った私は息子が自室を掃除でもしていて、大きな音を立ててしまったのだろうと思い息子に聞きました。すると息子は「掃除もしてないし、大きな音なんてしなかったよ」と言いました。
 鎧兜を纏っていらしたということは、お通夜の時に奥様が私の手記を読み聞かせてくださったのですから、社長がお礼にいらしたのだなと思いました。

<編集部より>
歴史好きからの交流が結んだご縁……と思えますが、鎧兜の姿はびっくりですね。

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