〈反響〉カフラー王ピラミッド地下構造物に衝撃!

関連キーワード:

SAR

「ムー」6月号「驚天動地!! カフラー王のピラミッドに巨大地下構造物を発見!!」は非常に興味深い内容だった。

 2025年3月、考古学上の大発見となり得るニュースが世界中を駆け巡ったとされる。
 それは、エジプトのギザにある3大ピラミッドのひとつ、カフラー王のピラミッドの地下約2キロに、巨大な構造物が発見されたという驚きの内容だった!

 具体的には次のようなものだ。

①ピラミッドの基部(土台)には、5つの未知の構造物が存在する。その形状はいずれも屋根状の部分の下に、送風機のような狭い空間が下に3つ続く構造物で、規則的な通路とつながる。
②ピラミッドの底部には、八本の円筒形柱(長さ648メートル)の井戸が地中に伸びている。それらは、コイルのように螺旋状に巻かれている。

 その井戸は最深部にあるふたつの巨大な立方体構造物に接続されている。

 今回の状況から、地下構造物はエネルギー貯蔵システムとして、または3大ピラミッドを含む一連の建造物はエネルギーネットワークの複合体として機能していた可能性があるという。

 実は本誌に掲載されていたカフラー王のピラミッド①イメージ画像から、クフ王の大ピラミッドにある「重量軽減の間」の形状が浮かんだ。
 たとえば、カフラー王のピラミッドのイメージ画像と大ピラミッドの「重量軽減の間」は形状の類似点から、ピラミッドに内部にエネルギーを拡散させる機能を果たしていたと想像する。

 また、大ピラミッドの地下にはもうひとつの逆向きのピラミッドが埋まっている説がある。
 じつはカフラー王のピラミッド②イメージ画像では、この地下の巨大構造物がエネルギーの貯蔵システムだった可能性があるという。

 だとすれば、エネルギーの保存のため、大ピラミッドの地下からカフラー王のピラミッドの地下を通して、エネルギーが貯蔵システムに送られたとも考えられる。

 たとえばこのエネルギーの用途としては、宗教儀式(宇宙信仰)や心身の治療のため、ピラミッドの石棺に人が入り、浴びることで癒しのエネルギーとして活用されていたと推測する。

 ただ、3大ピラミッドを含む一連の建造物は、古代エジプト王朝につながる超古代文明の時代を想定しているので、ピラミッドは王墓だとは考えていない。

 この記事でも、ピラミッドはエネルギー発生装置だとする可能性が高いようだ。
 もし、そのエネルギーが地球環境に優しく、しかも多機能で利用価値の高いものだと解明できれば、現代にも役立つ鍵となるのではないか。今回のカフラー王のピラミッドとその地下の調査では、合成開口レーー(SAR)トモグラフィーという最新テクノロジーを用いているという。

 このSARでの調査の場合、ミリ単位の正確さで様子がわかり、従来の方法で確認できなかったピラミッド内部や地下構造が判明するとされる。しかも検査対象に物理的な影響を与えることもないらしい。

 今後は大ピラミッド、メンカウラー王のピラミッド、大スフィンクス、それらの地下の調査してほしいものだ。

 SARでの調査なら、さらに驚く発見と飛躍的な謎の解明が進みそうだ。
 そして、今度は超古代文明のテクノロジーが現代の環境問題を解決してくれるかもしれない。

(本投稿は月刊『ムー』2025年11月号より転載したものです)

〈編集部より〉
このニュースは驚きましたね。どこまで真実に迫れるのかは今後の情報に期待です!

※ あなたのミステリー体験、ご当地の不思議情報などはこちらからお送りください。