〈写真〉神戸市内で巨大な地震雲を撮影した!

啓蟄

 5月26日午後7〜8時ごろ、神戸市内の自宅から、稀に見る巨大な地震雲が観察されました。

 私は元地震雲研究会の会員で、神戸に帰郷して十数年になりますが、これほど大規模でおどろおどろしい色彩の雲を見たのは初めてです。

 全天の西側半分を覆い尽くす、北北東〜南南西走行の異様な筋雲が、西に視界の果てまで何十本も連なっていました。

 筋雲の走行は信玄包囲を指すといわれており、四国の室戸岬沖南海トラフ方面を指しているようでした。


2025年5月26日の巨大地震雲。

 実は前月の4月26日にも、やや小規模ながら同様の筋雲が見られ、さらに、約2週間後の5月8日には、震源を中心にリング状に出るという波状雲が、うっすらと北の空に出ていました。

 時期が時期だけに、これはかなりやばそうです。地殻に大きな歪みがたまっている証拠かもしれません。寝床に物が落ちてきたりしないよう、さっそく後片付けをしました。

(本投稿は月刊『ムー』2025年10月号より転載したものです)

<編集部より>
 祈ります。ただ、ひたすらに。

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