◆一浩

　最近、ムーで墜落ＵＦＯの目撃者やコンタクティの証言を読み、「おや？」と思ったことがある。

　ひとつは、ＵＦＯ内部に操作パネルはあるが、配線が見当たらないというもの。
　もうひとつは、上昇・下降や方向変更などをテレパシー操作で動かすということだ。

　ならば、これは厄介な問題でもある。

　人間はテレパシーの存在を証明できない。米軍も急ソビエト軍も研究を中止したともいわれている。
　人間はテレパシーで意思疎通はできないし、異星人との交信もほとんどが彼らの能力頼みだ。人間のテレパシー能力が弱いことで、いろいろ支障も出てくるのではないか？

　例えば、グレイと握手しながら「こいつ気持ち悪い！」と思えば、その瞬間に心を読まれてしまうかも。
　また、ＵＦＯ操縦中に、着陸後の計画や遊びなどの余計なことを考えると、それがノイズとなり、故障・墜落の原因にならないだろうか？

　何十年たっても、ＵＦＯの飛行原理を解明できない理由のひとつはこれかもしれない。異星人が「地球人にはとても無理。レベルが低すぎる！」と、さじを投げている可能性もあると思う。

（本投稿は月刊『ムー』2025年６月号より転載したものです）

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