〈体験談〉親戚が亡くなる前の予知夢を見た?
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2024年12月初旬、私の母のいとこが亡くなりました。
彼女は千葉県に住んでいたため私は〝千葉のおばちゃん〟と呼んでいました。
私が学生のころは、お盆にはよく家に来て泊まっていました。
千葉のおばちゃんは手が小さいにもかかわらず、作るおにぎりはかなり大きく、みんなが「大きすぎるよ!!」とからかうと、いつも「1個でおなかいっぱいになるでしょ!!」といって、カラカラ笑うような元気でパワフルな人でした。
ある日、そんな元気で明るい千葉のおばちゃんが夢に出てきました。
夢にはかなり前に亡くなっている千葉のおじちゃん(千葉のおばちゃんの旦那さん)と、千葉のおばあちゃん(千葉のおばちゃんの母親)も出てきました。
3人は私が住む岩手に泊まりに来ていて、居間でとても楽しそうに話していました。
私はその話をそばで聞いていたのですが、突然、「そろそろ行こうか」というので、「え? もう千葉に帰るの?」と聞くと、「もっと遠いところに行くよ」と千葉のおばあちゃんが笑顔でいうのです。
〝どこに行くのだろう?〟と思っていると、3人は私の目の前から煙のように少しずつ消えてしまいました。
そこで私は目が覚めました。
千葉のおばちゃんたちが夢に出てくることはあまりないので、夢ではあったけれど久しぶりに会えたなぁと懐かしく温かい気持ちになったことを覚えています。
そんな夢を見た2日後、千葉のおばちゃんが亡くなったという連絡がきました。
千葉のおばちゃんは亡くなる前に岩手に遊びに来たのかなと思いました。
そして千葉のおじちゃんと千葉のおばあちゃんが迎えにきて、一緒に天国へ旅立ったのでは、と思っています。
今は天国で3人仲良く楽しく暮らしているのではないでしょうか。
(むぎ)
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