<体験談>電波時計に私の想念が干渉したか?

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◆俊光

 20年ほど前のことです。
 会社員だった私は、朝食後に居間で着替えてから出勤する日々でした。
 ある日、起床するのが遅れて朝食を短時間ですませ、服を着替えながら、乗車予定の電車の発車時刻までの時間が気になって、居間の掛け時計を見ました。
 すると、次の瞬間、その掛け時計の秒針が一気に30秒ほど進んだのです。その後、すぐに元どおりの秒針の動きに戻りました。
 驚きましたが、故障でもしたのかなとも思いました。
 そして、それからの数年間で同じ状況で同じことが数回起きたのです。
 人間の想念は一種の電磁波だといわれています。そして、居間の掛け時計は電波時計です。
 ここからは推測ですが、時間的余裕のなさが私の心に焦りを生み、脳の周波数が変化し、そのことが電波時計の秒針の動きに現れたのかな、と思っています。

(本投稿は月刊『ムー』2025年3月号より転載したものです)

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