<体験談>晴れて住宅を購入したものの不可解な出来事がつぎつぎと
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◆jjj 青森県
夫と私、6歳と4歳の子供の4人家族の私たちは、それまで住んでいたアパートが手狭になったため、今春、中古住宅を購入しました。
念願叶って入居したまではよかったのですが、次第に不可解な出来事がつぎつぎと発生します。以下は記録した事象の数々です。
4月15日(月)
表玄関の門扉が開き、敷地内の砂利道を歩く音がしたので窓から確認するが、だれもいない。直後、リビングのドアがバタンと閉まる。
4月19日(金)
リビングでDVDを鑑賞中、突然、テレビの電源が落ちて、数秒後、電源が入った。仕事から帰宅した夫から2階の部屋の電気がついていると指摘されるが、つけた覚えはない。
4月20日(土)
早朝4時20分ごろ、表玄関の鉄の門扉が開く音がした。
4月22日(月)
2階の廊下を子供が駆ける音がする。2階に子供はいない。ラップ音が聞こえる。
4月23日(火)
朝食後、食器を洗っていると、右の視界に黒いボールが飛んでいくような影が見えた。女性の声で、「うおぉ」という声が聞こえた。
5月9日(木)
電源の入っていない電子体温計から、「ピッ」という音がした。リビングの隣にある縁側から雨垂れの音が聞こえる。雨は降っていない。タッセルで束ねていたカーテンがいつの間にかほどけている。束ねなおしても、しばらくするとまたほどけている。子供がバイバイと手を振る先を見るが、だれもいない。
ほかにもまだあります。壁や天井をたたく音が聞こえたり、消したはずの明かりがついていたり、だれもいないのに窓をたたく音がしたり。
気味が悪くても、ローンを組んで購入した家なので、すぐに手放すわけにはいきません。
気のせいですまそうと思っていましたが、さすがにまずいぞと思いはじめたのはお盆の少し前からです。
8月7日(水)
6歳の長男が、突然、右脚股関節を痛がり、歩けなくなる。整形外科に行くが原因は不明。
8月11日(日)
4歳の長女が熱性痙攣を起こしたため、市民病院へ救急搬送される。
8月14日(水)
夜、長男が左手を痛がりだし、大声で泣く。問いかけても明めい瞭りょうな答えがなく、目の焦点が合っていない。どこか遠くを見つめていたが、次第に落ちつきを取りもどす。
8月17日(土)
夜、2階から布団を下ろしているとき、だれかに左足の太もものつけ根あたりを触られる。
9月に入ってからも不可解な出来事は続きます。夫が体調を崩し、仕事を欠勤。私の部屋のテーブルに平積みしていた本や名刺がいつの間にか崩されている。就寝中、長男が突然、大声を出して痛がりだす……。
その結果、長男の左足に4体、右足に2体、霊が憑いていて、右足の1体が悪さをしていることがわかりました。さらに子供たちの体調の不調も霊と関係しているそうです。
自宅については、縁側に4体の霊がいて、新しい入居者である私たちの様子を伺っているのだとか。
3日間、縁側で線香を焚たき、水を供えて様子を見ることになりました。
さらに厄除けの人形とお清めの塩をいただきました。人形は、就寝時、マットレの下に4つ敷き、風呂に入る前にもそれで体を拭ってから入るよう助言を受けました。
また、2階の壁や家具を手でペタペタと触るようにと指導されました。不足している私たちのエネルギーを家の中に注ぐためです。
まず効果を感じたのが、就寝時、マットレスの下に敷いた人形の護符です。それまでと違い、起床時、気分がすっきりして、それまでひどかった肩こりがなくなりました。
また、3日後、再び縁側を視ていただいたところ、霊がいなくなっていたそうです。実感として、家全体が肌に馴染むというか、恐怖感がなくなった気がします。
これらのことをとおして、目に見えない世界と目に見える世界のかかわりあいについて謙虚に考えさせられました。単に怖いという感情だけでなく、この世界の深遠さに感服したという気持ちです。
(本投稿は月刊『ムー』2025年2月号より転載したものです)
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