「雷鳴とどろくレッドドラゴン」ムー2023年1月号のカバーアート/zalartworks
「ムー」2023年1月号カバーアート解説
記事を読む
珍スポ巡って25年、すべてを知る男による全国屈指の“珍寺”紹介。今回は宮崎県高鍋町の「高鍋大師」。想像力の限界を超えた極上珍スポットの正体は――?
宮崎県の中部、高鍋町。国道3号線を走っていると小高い山の上に奇妙な石像が見えてくる。石像はトーテムポールのようでもあり、古代遺跡の神像のようでもある。
ここは「高鍋大師」といい、岩岡さんという方が昭和初期から50年近くかけて造り上げた夢の楽園だ。境内には数えきれないほどの石像が並ぶ。特に高さ7~8メートル級の巨像が何体も並ぶ様は圧巻だ。
これらの石像は基本的に四角い石を積み上げる工法のため全体的にカクカクしていてロボットみたいな印象を受ける。
決して上手とは言えないが、そこからは岩岡さんが神仏を造らずにいられない激しい情熱が感じられる。以前は観光地図にも載ってなかったが、最近は街の名物として周辺整備が成されている。
小嶋独観
ウェブサイト「珍寺大道場」道場主。神社仏閣ライター。日本やアジアのユニークな社寺、不思議な信仰、巨大な仏像等々を求めて精力的な取材を続けている。著書に『ヘンな神社&仏閣巡礼』(宝島社)、『珍寺大道場』(イーストプレス)、共著に『お寺に行こう!』(扶桑社)、『考える「珍スポット」知的ワンダーランドを巡る旅』(文芸社)。
珍寺大道場 http://chindera.com/
関連記事
「雷鳴とどろくレッドドラゴン」ムー2023年1月号のカバーアート/zalartworks
「ムー」2023年1月号カバーアート解説
記事を読む
同時代を生きた霊的偉人たち 「予言と言霊 出口王仁三郎と田中智学」/ムー民のためのブックガイド
「ムー」本誌の隠れ人気記事、ブックインフォメーションをウェブで公開。編集部が選定した新刊書籍情報をお届けします。
記事を読む
ヤマダさんの脳内楽園が具現化した茨城県行方市・山ゆり稲荷神社がアナーキーすぎる! 謎のキャラ「てっちゃん」がお出迎え
珍スポ巡って25年の古参マニアによる全国屈指の“珍神社”紹介! 今回は茨城県行方市の山ゆり稲荷神社をレポート! およそ神社とは似つかない施設の内部とは……!?
記事を読む
黄金の仏像11体と原寸大金色堂が上野に顕現! 建立900年特別展「中尊寺金色堂」が1月23日から開催
黄金の国宝建造物が上野の東博にやってくる!
記事を読む
おすすめ記事