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霊は駆除すべき存在……?
霊の存在が科学的に解明され、彼らがひきおこす「霊障」が公に認められた社会。東京都は都民を霊障から守るため「花子さん特別支援課」を設立し、日々公務として除霊を行なっていた。
霊による事故や不審死が減少し、暮らしやすさは改善傾向。しかし、そこで行なわれている除霊の実態は、都が「花子さん」と呼ぶ存在、すなわち地縛霊を科学的に実体化させ「処分」するというものだったーー。
もしも霊の存在が公式に認めらたら、それはどう扱われるのだろう。社会の異物として排除されるだけになり、その叫びも抹消されてしまうのか? そんなシリアスな問いを提起する社会派作品『花子狩り』。近年は公務員が怪異対応にあたる設定の作品も多々登場しているが、それらのなかでも一線を画すテイストが、怖くて、面白い。

『花子狩り』1巻
町田とし子著、税込792円、講談社
webムー編集部
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