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横澤丈二 著
10篇の無気味な物語を収録した異色の怪談集
東京は世田谷区の三軒茶屋に、「日本一の幽霊物件」の異名を取り、日々想像を絶する異常な霊現象が頻発する建物がある。わざわざこの建物にスタジオを構え、劇団を主宰するのが、本書の著者・横澤丈二氏。
本書は、横澤氏が実際の事件・事故を元に再構成した、10篇の無気味な物語を収録した異色の怪談集……。
「本書によって如何なる不可解な事例事象が起きようと、編集部は一切の責任を持ちません」と但し書きもあり、嫌が応にも無気味さは高まる。
SNSやネット掲示板の影響か、昨今の日本人は3行以上の長文は読めなくなっている、とも聞く。
本書の怪談は各センテンスが非常に短く、それがいくつか集まって構成される段落もまた、短い。そして、多用される改行と空隙。まさに、SNS時代の怪談の面目躍如、ともいおうか。
巻末の「0」と題された章だけは、他とは毛色が異なっている。何しろ「この話こそが、本書に"呪い"の刻印を押す最後の儀式なのだ――」。
編集者からは削除を要求されたが、そうすれば著者は「死ぬ」と感じてあえて収録した異質な物語。
この最終章を読むか読まないかは、まさにあなた次第――。

(月刊ムー 2025年12月号掲載)
星野太朗
書評家、神秘思想研究家。ムーの新刊ガイドを担当する。
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