未来人ジョン・タイター ムー2025年11月号のカバーアート/zalartworks

文・絵=zalartworks

    「ムー」2025年11月号カバーアート解説

    ムー2025年10月号のカバーアート/zalartworks

     今月は2000年にインターネット上に現れ、2036年からやって来たと自称していたタイムトラベラーのジョン・タイターの特集です。
     彼は数々の予言を残していますが、今回は「アトラクターフィールド理論」という物を使ってタイムトラベルの真実に迫るといった内容だそうです。
     アトラクターフィールドとは世界線の集合体であり、世界線収束範囲とも呼ばれています。そもそもアトラクターという言葉には「引きつける」という意味があり、力学上の時間が発展する軌道を引き付ける性質を持った相空間上の領域です。
     そんな所から今回はそれぞれ別の宇宙が入った振り子をイメージして描いてみました。

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    zalartworks

    1977年生まれ。東京出身。武蔵野美術大学造形学部映像学科卒業。テレビ局、映像制作会社勤務を経て現在はフリーランスでイラストレーターとして活動中。2018年11月より月刊ムーの表紙を担当。

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