ノストラダムス研究家・五島勉 追悼特集 大予言ブームを巻き起こした稀代の著述家/羽仁礼
『ノストラダムスの大予言』—— 。累計250万部を超える大ベストセラーであり、日本におけるノストラダムス研究書の代表である。その著者、五島勉氏が亡くなられた。はたして五島氏とは、どのような人物だったの
記事を読む
文・絵=辛酸なめ子
予言者・占い師として人気のLove Me Doさんが自宅でできる開運法の新刊を上梓。発売イベントでは2023年まるっと見通す予言も語られた。
ワールドカップ2022カタール大会で日本代表の得点パターンを予想し、次々と的中させるなど、数々の予言でおなじみのLove Me Doさんが「家の中の神様と仲良くする方法」(リットーミュージック刊)を発売されました。昨年(2022年12月22日)に開催された記念イベントに伺い、インタビューさせていただきました。
2023年は「癸卯(みずのとう)」の年で、癸(みずのと)は陰陽五行では水、天から降り注いでくるものを表し、卯(う)は大地から芽が出ているイメージだそうです。
「家の中の神様と仲良くする方法」は、そんな十二支の話から始まり、自分が影響を受けやすい神様や、家相、星座、そして2023年の12ヶ月ぶんの予言、あとがきにもソウルナンバー占いなど、情報量がつまっていて、Love Me Doさんの占いの叡智、そしてサービス精神にも驚かされる一冊です。
この本に書かれている年間予言が「ムー」の連載にも生かされる予定だとLove Me Doさんはおっしゃいます。
「『ムー』では、さらに、その時の流れとかインスピレーションを受けてディープに書かせていただきます。時々,何の星の影響もない日に地震が発生したり、夜中に直感でふわっと降りてくることもあるんです。世の中が寝静まっている時間帯が一番降りてきやすいですね。ゾーンにも入りやすいです。集合的無意識にアクセスしているのかもしれません」
そのサラサラのロングヘアもセンサーとして様々な予兆をキャッチしているのでしょう……。
「一瞬、人の顔がバッと浮かんだりすると、そのあとその人がニュースになったりします。データやロジックも重要ですけど、最後はインスピレーションや直感、霊感の要素が必要になってきます」
本には、2023年の注意すべき期間についても載っていて、例えば、3月20~26日の「2023年の最大の大事件」と言えるようなことが起こりそうな時期、という記述が恐ろしいです……。
「冥王星が山羊座から水瓶座に移る流れが大きいのかなって思います。冥王星は破壊と再生を表す星。何か新しいものを作り出すのには破壊が必要です。山羊座は安定、水瓶座はネットワークや改革を表してます。一番ネガティブな予想は、核兵器を持ち運びできる技術ができて、国同士が牽制し合うとか。もしくは、冥王星はSEXも表すので、マッチングアプリで性病が広がる、ということも考えられます。でも、全体的な動きは星の動きよりも前に現れるので、世の中の事象に注目したいです」
Love Me Doさんによると、宇宙から地球に向かって降りてきているエネルギーが現象化する速度がどんどん速くなっているとのこと。漫然と生きていて気付かなかったです……。
「社会と星の動きの時差を考えていかないといけないな、って思います。最近、1日の運勢とかも2日位ずれてきてると感じることがあるんです。より、スピリチュアルな能力を磨いていかないと、これからの占い師は未来を当てることが難しくなっていくかもしれません」
ちなみにLove Me Doさんにとってインスピレーションが降りてくるタイミングは、人が寝静まっている時以外では、お風呂でシャワーを浴びてる瞬間や、トイレに入っている時だそうです。
「風水では、トイレは陰の気がたまるから良くないっていわれていますが、私はちょっと違うんじゃないかなって思います。一般の人も,シャワーやトイレでリラックスした時に思い付いたことをメモったりすると、サインに気付けて、危機を察知できたり、幸せな未来を選択できたりすると思います」
と、直感を磨くコツについても教えてくれました。
「私は芸人でもあるので現場でムチャぶりされることが多く、そこで危機察知能力が高まったり、面白いことを考えないと、と思って直感力が鍛えられたりしています。星のメッセージを受信してアウトプットするのと共通しているものがあります。たまに勝負しちゃって外すこともありますが……。芸人の仕事が占いにも生かされているので、そういうところは吉本興業さんに感謝してます」
感謝も開運の基本、ということを体現されています。Love Me Doさんのさらなる発展を予感させつつ、そのあとはトークイベントの時間に。
ゲストはサッカー仲間としてプライベートでも仲良しのミュージシャン、ASH(ASH DA HERO)さん。さらにリラックスしてゾーンに入られたのか、トークも冴えていました。ASHさんがライブ前のルーティーンとして、勝負パンツをはいたり体毛を剃る習慣がある、と話すと「あー、わかる。なんか清めたい気持ち」とLove Me Doさん。
「全身脱毛でVIOまでいっちゃいました」と、デリケートゾーンの脱毛具合まで告白していました。本によると2023年は髪の毛のトラブルも発生しやすい年だそうで、未然に脱毛して体毛トラブルを防ぐLove Me Doさんの先見の明に感じ入りました。余計な体毛を剃ることで髪の毛の感度に集中できそうです。ゾーンに入ったLove Me Doさんからこれからも目が離せません……。
書籍「家の中の神様と仲良くする方法」(リットーミュージック)
https://www.rittor-music.co.jp/product/detail/3122343003/
辛酸なめ子
漫画家、コラムニスト。芸能界から霊能界、セレブから宇宙人まで独自の視点で切りこむ。
関連記事
ノストラダムス研究家・五島勉 追悼特集 大予言ブームを巻き起こした稀代の著述家/羽仁礼
『ノストラダムスの大予言』—— 。累計250万部を超える大ベストセラーであり、日本におけるノストラダムス研究書の代表である。その著者、五島勉氏が亡くなられた。はたして五島氏とは、どのような人物だったの
記事を読む
6月6日が終わらない! 悪魔の日を繰り返す令和の仇討ちループ映画「ペナルティループ」
終わらない復讐を繰り返す。そこは精神の牢獄か、浄化のプロセスか?
記事を読む
「ディストピア」ムー2023年4月号のカバーアート/zalartworks
「ムー」2023年4月号カバーアート解説
記事を読む
「終末を告げる冥王星の人類滅亡大予言」ムー2024年1月号のカバーアート/zalartworks
「ムー」2024年1月号カバーアート解説
記事を読む
おすすめ記事