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〈新情報〉爪に現れる白点は幸運のサインではなく「幸運のサインのサイン」なのでは?

◆龍治

 今から2〜3年前のことです。

 左手の薬指の爪に、白点が突然出ました。手相術の本で調べてみると、爪の白点は幸運のサインで、どの指かで意味が違い、薬指は名誉を得たり大金が転がり込んだりするとありました。

 そこで、私はいつもより多く宝くじを買いました。
 ところが、外れてしまい、逆に損をしてしまったのです。

 数日後、銀行から定期預金が満期になったという知らせがきました。「これのことだったのか……」と妙に納得しました。

 1年後、今度は右手の薬指の爪に白点が出ました。「今度こそは!」と思い、宝くじを再びたくさん買いました。しかし、またもや外れました。

 数日後、郵便局から定期預金が満期になったという知らせがきました。

 この時、やっと私は、「白点が出ているから幸運なことが起こるのではない、白点は幸運なことが起こるのを知らせるだけなのだ!」と気づいたのです。

 つまり、爪の白点が出ていることに気づこうが気づくまいが、このような知識があろうがなかろうが、普通にしていればコトは起こる、ということです。

 「爪に白点があるから今の自分はラッキーなんだ!」と調子に乗って余計なことをしないほうがよいということなのです。

 少し損してしまいましたが、そのことがわかっただけでも良い経験になりました。

(本投稿は月刊『ムー』2025年9月号より転載したものです)

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