〈体験談〉頭の中に色彩が……演歌を聴いて再び共感覚が甦った!
◆智子
短大の保育科のとき、〝幼児は音を聴いて色が見えたり、色を見て音が聴こえる共感覚がある〟とテキストにあった。
私は幼児期のこの感覚は覚えていた。小学生になり、少しずつ消えていった。
だが、音色(おんしょく、ねいろ)という言葉があるのに、幼児期に通ったオルガン教室やその後習ったピアノ教室、小中高の音楽の授業で音と色に関連した話がいっさいなかったのは不思議だった。
30代のころ、叔母が「行けなくなったので」と、某女性演歌歌手のチケットをくれた。あまり演歌に興味はなかったが、演奏や歌が始まると、共感覚がはっきり甦り、たいへん驚いた。
以来、演歌のコンサートで共感覚を楽しんでいる。頭の中に色彩が現れる。
だけど、なぜ演歌? もしかしたら私は恋愛感情が切れているので、脳が共感覚に置き換えているのか? 人間は視覚だけで見ているのではないと思っている。ただ、幼児期のように色を見ても、音は聴こえないが。
〈編集部より〉
演歌の波動が、忘れ去られていた共感覚の記憶を呼び覚ましたのでしょうか?
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