不老不死と死者蘇生は「ダイソン球」が可能にする!? ”デジタル不死”最大の障壁を突破する究極の鍵
不老不死を達成するための鍵を握るのは、あの「ダイソン球」か――。科学技術の力で人間性の限界突破を目論むトランスヒューマニストが、人類が「デジタル不死」を達成するためのポイントについて解説している。
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文=遠野そら

角のある鬼のような怪物がミシシッピ川に出現した! その姿はブラジルのバイーアビーストを思わせるが……?
アメリカ中央部を約3800キロにもわたり流れるミシシッピ川。流域の未開拓エリアには未知の生物が数多く棲息しているといわれている。
2022年4月、ミシシッピ川下流で撮影された写真がネットに公開され、「リバートロールが現れた」と話題になった。
撮影されたのは2015年。水上に浮かぶハウスボートで暮らしていた男性が撮影したものだ。男性はある晩、自宅のウッドデッキから川を眺めていたところ、水中に奇妙に動くものを発見。慌てて双眼鏡を覗いてみると、そこには人間とは思えない異形の化け物が潜んでいたというのだ。
それはハウスボートから20メートルほど離れた岸辺で、身をかがめながら川の水を飲んでいた。
体は丸く短身で、皮膚はピンクがかった褐色。腕と脚は2本ずつあり、目はぎょろりと大きく、頭には角のようなものが2本生えていたという。


男性によるとその日は引き潮で、向こう岸の森の中が見えるほど川の水が引いていたそうだ。そのため携帯電話で撮影された画像には、木々の間から男性の様子を伺うようにして身を潜めている無気味な生命体の姿がはっきりととらえられている。
男性に気がついて森の奥へ逃げようとしていたのだろうか。怪物の体は横を向いているように見える。
フラッシュの光を反射しアーモンドアイ形に光る目、頭部に見える2本の角……その姿は明らかに既知の生命体ではない。
男性によると近隣のハウスボート住民の間では以前から、「川の中から猿のような鳴き声が聞こえる」「沼地の私道を通ると、気味の悪い視線を感じる」といった話が絶えなかったという。なかには川の中から石を投げられたと語る人もいるそうだ。
撮影者の男性は、「まるで悪魔のような醜い姿をしていた」と証言しているが、そのような生命体が存在する可能性はあるのだろうか。
答えは「イエス」である。
実はミシシッピ川流域には古くからミシシッピ・ドラゴン、通称「ピアサ」の伝承がある。ピアサとはネイティブアメリカンのイリニ族の間で古くから伝えられてきた角が2本生えた怪鳥だ。翼こそ見えないものの、そのシルエットは今回撮影されたリバートロールと共通点が多い。


また、南米へと目を向ければ、ブラジル・バイーア州のポートセグロ川でも「バイーアビースト」と呼ばれる角が2本生えた鬼のようなUMAが目撃された事例もある。
ミネソタ州からメキシコ湾まで流れるミシシッピ川は、さまざまな支流が繋がる複雑な流域を誇り、未開の地が今なお残されている。
川辺に現れるUMAとしてはオハイオ州のカエル男、日本では河童などが有名だ。広大な河川はわれわれ人類の文明圏の近くにありながら、未知なるUMAが棲息している豊かな広がりを秘めているものだ。
画像を公開した男性は、他にもたくさんの〝無気味なもの〟をミシシッピ川流域で目にしてきたと証言している。もしそれがこれらに類する未確認生物であるとすれば近くに「UMAの巣」がある可能性も否定できない。続報に期待したいと思う。
(ムー2022年7月号掲載記事を再編集)
遠野そら
UFO、怪奇現象、オーパーツなど、海外ミステリー情報に通じるオカルトライター。超常現象研究の第一人者・並木伸一郎氏のスタッフも務める。
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