<体験談>1年間、空室だった部屋で響いた「パンッ! パンッ!」という柏手
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◆青木奈々 青森県八戸市
大学卒業後、留学するという事情を話したところ、それまで住んでいた学生女子寮に引きつづき住まわせてもらえることになりました。しかし、部屋は移動しなければなりません。
提供された部屋は同じ3階のエレベーターをはさんで4つ隣の部屋。そこはメンタルバランスを崩した学生がかつて借りていた部屋で、1年ほど空き部屋になっていました。
不安はあるものの、それまでの部屋と近いことから了承しました。荷物を移動させる手間が省けると思ったからです。
海外へ出発する日の前日の深夜のこと、布団に横になっていると、突然、金縛りに遭い、耳鳴りが響きわたります。
ようやく金縛りが解け、時計を見ると深夜2時。直後、「パンッ! パンッ!」
と、柏手のような音が部屋の中に響きました。
驚いた私は布団の中で身動きせずに縮こまっていましたが、やがて眠ってしまったようです。
その後、何事もなく留学先へ出発しましたが、あのときの金縛りや柏手のような音はなんだったのでしょう。
(本投稿は月刊『ムー』2026年03月号より転載したものです)
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