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<体験談>奉納したベーゴマを持ちかえった翌日、足元に連続して怪奇現象が……

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◆瀧 次郎 大分県臼杵市

 中学のころまで、家族そろって地元の神社に初詣に出かけていました。神社の400段の石段の前には小さな神像があり、お賽銭が納められています。私はポケットに入っていた「寛永通宝型のベーゴマ」を、ふざけ半分で納めました。
 1年後、そのときのベーゴマがまだそこにありました。それを見た私は、出来心から家に持ちかえってしまったのです。
 翌朝、起毛スリッパに足を入れた瞬間、悲鳴を上げました。スリッパが水浸しだったからです。
 そのことを父に話すと、「縁起が悪いから、すぐにスリッパを捨てなさい」と、いわれました。
 夕方、和室に足を踏みいれた途端、ギョッとしました。畳の一部分がへこんでいたからです。平安時代、蹴鞠をするための木沓を履いて前のめりに体重をかけたら畳にこんなスタンプがつきそうだと、ふと思いました。さらに不思議なことにそのスタンプは私の部屋へと向かっています。
 以後は特に何もありませんが、「寛永通宝型のベーゴマ」を持ちかえったこととこれらは関係しているのでしょうか。

(本投稿は月刊『ムー』2026年03月号より転載したものです)

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