〈体験談〉東北のイタコさん体験で、隠された「おはぎ問題」発覚!

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メラムきのこ

 居酒屋で聞いた話です。

 東北地方の、ある小さな町で年配の夫婦と息子の嫁が、3人で町のイタコさんに行きました。

 いつものように仏さまたちを降ろして「そちらの調子はいかがですか?」と聞いたところ、亡くなったおばあさんが「うん、順調に過ごしているけど……この前の彼岸に、おはぎを食べられなかったことが、ちょっと残念だったなぁ」

 すると、嫁さんの顔がみるみる青くなりました。そのお彼岸の墓参りの直前に、近所のおじいさんが来て、嫁さんは、まさか全部平らげることもあるまいと、おはぎを載せた皿ごと、おじいさんの前に出したのです。

 しかし、おじいさんは「こんなにうめえおはぎを食ったことがねぇ!」といいながら、パクパク全部食べ尽くしてしまったそうです。

 嫁さんは「しまった!」と思ったものの、後の祭りで、しかたなく、おはぎを除いた他のお供物でお墓参りを行ったそう。

 その数日後の、イタコさんの話でした。

(本投稿は月刊『ムー』2025年3月号より転載したものです)

〈編集部より〉
食べ物へのこだわりは、生者でも死者でも変わらずあるものなんですね。恨み節にならなくてよかったです。

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