〈体験談〉今は亡き母に助けられた!? 幼少期の記憶

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くうちゃん

 最近、遠い昔の出来事が突然昨日のことのようにはっきりとした映像で甦って、とても不思議な気持ちなのですが、ちょっと聞いてください。

 ソファーベッドに横になっている母のすぐそばで、2歳の私は足踏みミシンの前に座り込んでいて、大きな丸い缶の中に入っているたくさんの小銭をいじって遊んでいました。

 そして10円玉を口に入れてしまったのです。苦しくて苦しくて、でも気持ちは冷静で「これは死ぬなぁ」とボーッと考えていたところに、母が飛んできて、まったく慌てることなく私を持ち上げてうつ伏せにしました。それから太ももに乗せて、背中を思いきり何度も強く叩いてくれて、10円玉はポロッと出てきました。

 この話は母から少し聞いたことがありましたが、まったく覚えていなかった私としては「ふぅ〜ん」という感じで、すぐに話を終えてしまっていました。

 でも、全部思い出した今は、命の恩人である亡き母(3年前に95歳で天国に行きました)に感謝感謝です。

 できれば母が生きているうちに思い出して、「ありがとう」と伝えたかったです。鮮明に思い出せたことじたい、奇跡なのかもしれません。

(本投稿は月刊『ムー』2025年3月号より転載したものです)

〈編集部より〉
ふつうは忘れて思い出せないころの記憶ですね。何かきっかけはあったのでしょうか?

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